【浦和】新体制初の先発抜擢、矢島慎也が「一人二役」で掴んだ収穫と課題

カテゴリ:Jリーグ

塚越 始(サッカーダイジェスト)

2017年08月24日

リオ五輪から1年、ユース時代に教わった指揮官の下で「獰猛さ」を身に付けたい。

川崎の阿部(右)らのプレスを受けた際、プレーエリアが下がってしまった点を矢島は課題に挙げた。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

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 ただ、それでも矢島は少なからず、次につながる確かな感覚を掴み取っていた。
 
「守備の整理は付いてきました。だから、次は攻撃の整理。(ボランチでも、シャドーでも)感覚的なところは変わらずできた。良い守備から良い攻撃につなげていきたい。いいシーンは何度かあっただけに、自分の良さをどんどん出して、仕掛けていきたいです」
 
 ファジアーノ岡山にレンタル移籍していた昨年の夏は、リオ五輪日本代表として、グループステージ最終戦のスウェーデン戦で、1-0の勝利をもたらす決勝ゴールを決めた。

 あれから1年-―。

 自分自身への挑戦として「浦和復帰」の道を選んだ。そして浦和ユース時代に指導を受けたことのある堀新監督の下で、23歳の新司令塔候補は、彼自身であり、そして浦和の突破口を見出そうと、もがき苦しみながらも、ひたむきに突き進んでいる。
 
取材・文:塚越 始(サッカーダイジェスト編集部)
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