【ACL展望】川崎×浦和|衝撃の「4-1」から1か月半。紆余曲折を経た両者が再戦!

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2017年08月22日

浦和――堀体制で3戦負けなし2連勝中も、いまだ会心の内容からは程遠い。

浦和は2007年以来、10年ぶりのアジア制覇を狙う。エースの興梠はリーグ戦で自己最高の15得点をマークするなど好調だ。

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アジア・チャンピオンズリーグ準々決勝 第1戦
川崎フロンターレ×浦和レッズ
8月23日/19:00/等々力陸上競技場
 
浦和レッズ
今大会の戦績:5勝0分3敗 21得点・9失点
 
 堀新体制となってからの3試合は、2勝1分けと黒星こそないものの、その内容は決して手放しで称えられるものではない。勝利した直近のリーグ23節・FC東京戦(〇2-1)後も、指揮官は「相手のボールの時間が長く、選手に力を使わせてしまった」と、連勝にも歯切れの悪いコメントを残している。
 
 チームは新体制移行後から非公開でのトレーニングが続き、スタメンは読みにくいが、とりわけウイングバックと前線は流動的。左ウイングバックは負傷でFC東京戦を欠場した宇賀神の状況次第で、その試合で左WBを務めた菊池が右サイドへ回ることも考えられる。前線はKLMのコンビネーションが良好だ。FC東京戦の2ゴールはいずれも流れるような連係から生まれた。R・シルバがスタメンなら、李が切り札となる。
 
 またスルガ銀行CSで負傷した森脇は「数試合は出られない」(堀監督)見込みで、右ストッパーには湘南時代に“本職”としていた遠藤がFC東京戦に続き起用されそうだ。本来のアグレッシブにギャップを突く攻め上がりが見られるか。
 
 指揮官の交代以後、菊池の台頭や順調なフィットを見せる新戦力のマウリシオなど、前回対戦にはなかった好材料もある。リーグ戦では大敗を喫してしまった因縁の敵地で、あの悪夢を払拭する結果を得られるか。
 
浦和:ACLここまでの勝ち上がり
GS1/2月21日/WSW 〇4-0
得点者=興梠、李、槙野、R・シルバ
 
GS2/2月28日/FCソウル 〇5-2
得点者=武藤、李、関根、宇賀神、駒井
 
GS3/3月15日/上海上港 ●2-3
得点者=R・シルバ、遠藤
 
GS4/4月11日/上海上港 〇1-0
得点者=R・シルバ
 
GS5/4月26日/WSW 〇6-1
得点者=R・シルバ②、関根、ズラタン、李、興梠
 
GS6/5月10日/FCソウル ●0-1
 
R16①/5月24日/済州 ●0-2
 
R16②/5月31日/済州 〇3-0
得点者=興梠、李、森脇
 
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