大会自体のレベルも高い、意義深い4日間に。

発起人のひとりである尚志の仲村監督。「サッカーファミリーの想いが伝わる大会だったと思います」。写真:安藤隆人

インターハイ8強の京都橘(左)は宮城からそのまま福島入り。もちろんAチームでの参戦だ。写真:安藤隆人
4日間の激闘は、各チームに大きな経験と財産をもたらした。同時に福島に集結した全国17チームの選手やスタッフが、福島のサッカー熱、福島の今を感じて、それぞれの地元に帰っていった。非常に意義深い4日間だったように思う。
「こうして福島に来ていただいて感謝してますし、少しでも福島でこういう大会が行なわれていることを認知してもらえたら嬉しいです。今はもう福島の放射線の量も収まってきています。もちろん、まだ原発周辺には入れない場所があったり、再び何かが起こるかもしれない危険性は確かにありますが、復興しようとするパワー、変わらぬ日常を歩んでいる現状を、これからも感じてもらえたらなと思います」(小田監督)
「今回、京都橘も校長先生が『福島の大会なら参加すべきだ』と言って、スケジュールがタイトの中でも来てくれた。サッカーファミリーの想いが伝わる大会だったと思います」(仲村監督)
来年の第7回大会では、さらに充実した大会を目ざすという。同時に福島のサッカー界がより活気づき、盛り上がっていくように──。大きな志を持ったふたりの指揮官の熱意を十二分に感じた、4日間だった。
取材・文:安藤隆人(サッカージャーナリスト)
「こうして福島に来ていただいて感謝してますし、少しでも福島でこういう大会が行なわれていることを認知してもらえたら嬉しいです。今はもう福島の放射線の量も収まってきています。もちろん、まだ原発周辺には入れない場所があったり、再び何かが起こるかもしれない危険性は確かにありますが、復興しようとするパワー、変わらぬ日常を歩んでいる現状を、これからも感じてもらえたらなと思います」(小田監督)
「今回、京都橘も校長先生が『福島の大会なら参加すべきだ』と言って、スケジュールがタイトの中でも来てくれた。サッカーファミリーの想いが伝わる大会だったと思います」(仲村監督)
来年の第7回大会では、さらに充実した大会を目ざすという。同時に福島のサッカー界がより活気づき、盛り上がっていくように──。大きな志を持ったふたりの指揮官の熱意を十二分に感じた、4日間だった。
取材・文:安藤隆人(サッカージャーナリスト)