「契約解除違約金」ってなに? ネイマール電撃移籍で再注目

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年08月04日

バルサは「非売品」の意味で巨額を設定したが…。

8月4日からパリのクラブショップではネイマールのユニホームが発売開始。初日から大盛況だという。(C)REUTERS/AFLO

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 ネイマールのケースで言えば、バルサは昨年10月の契約延長時に、初年度(16-17シーズン)が2億ユーロ(約256億円)、2年目が2億2200万ユーロ、そして3年目以降の3年間は2億5000万ユーロ(約320億円)という天文学的なバイアウト条項を盛り込んだ。
 
 昨夏にユベントスからマンチェスター・Uに移籍したポール・ポグバが1億500万ユーロ(約134億円)だったことを考えると、ネイマールの市場価値は1億5000万ユーロ程度と言われており、その意味でこの違約金設定は「非売品」という表明だった。まさか満額支払うクラブが現われるとは思っていなかったのだろう。
 
 自分たちで設定した額にも関わらず、パリSGが実際に満額払う姿勢を見せはじめると、「その金額を出せばFFP(ファイナンシャル・フェアプレー)違反にあたる」とゴネはじめたことが、バルサの焦りを如実に物語る。
 
 ちなみに3日、「ネイマールの法的代理人が、契約解除にともなう違約金として、2億2200万ユーロの支払いを選手名義で行なった。クラブはこの取引に懲戒責任が生じる可能性があると考え、この案件に関する詳細をUEFAに報告するとともに判断を仰ぐ」との声明を発表している通り、バルサはいまだにこの一件に納得していない。
 
 繰り返しになるが、パリSGはバルサがネイマールに付けた2億2200万ユーロという“値札”通りの金額を支払っており、法律的に何ら問題はない。一方でFFP違反という可能性はたしかに消えていない。バルサの発表通り、今回の契約解除金はネイマール名義で支払われた。もちろん、それが便宜上なのは明らかだが。
 
『フォックス・スポーツ』など複数の現地メディアは、パリSGのオーナーであるカタール政府系投資ファンド『QSI(カタール・スポーツ・インベストメンツ)』が、2022年カタールW杯大使の報酬としてネイマールに2億2200万ユーロを渡し、それをバルサに支払ったという。また、同W杯組織委員会からカネが流れたという説もある。
 
 このいわば“裏技”が、FFP違反に当たる可能性はある。UEFAの調査と報告が待たれるところだ。
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