リトルなでしこで「世界2位」を経験。
主将で、10番で、司令塔。昨年は福田ゆい(現・INAC神戸レオネッサ)が担った“三役”だ。
「ゆいさんは本当に巧くて、パスを散らせるタイプだったけど、自分はまた違う。去年のチームもそうだったんですけど、順心には代々巧い選手がいる。でもわたしたちは違う。だからこそ球際であったり、走り負けないであったり、そういうところで頑張るしかない。どんどん前から仕掛けていくスタイル。すごく意識して、習慣づけて練習してます」
昨年の秋には、今回対戦した星槎のMF宮澤ひなたらとU-17女子ワールドカップに出場し、堂々の準優勝。主にスーパーサブの役割を担い、準決勝のスペイン戦では先発に名を連ねた。栄光のメンバーの一員だ。
「世界大会ではそれなりに出れましたが、代表ではわたしはいつも下手なほうだった。世界で戦うなかで、誰よりも走ったり、相手の嫌なところでボールを受けて止めたり、というところを学んだ。順心に戻ってきてからもそこをすごく意識してきましたし、チームのみんなにも伝えてきました」
充実の表情を浮かべ、最終学年のシーズンを戦う千葉。夏の連覇まで、あと1勝だ。
「大会前はプレッシャーも感じましたけど、試合が始まったら一戦一戦をやり抜くところでチームがまとまって、落ち着いてやれている。明日はしっかり勝って、わたしたちも頂点に立ちたい」
日ノ本学園と戦う、運命のファイナル。絶好調のスーパーMF、千葉玲海菜の妙技と舵取りに着目したい。
取材・文:川原崇(サッカーダイジェストWeb編集部)
「ゆいさんは本当に巧くて、パスを散らせるタイプだったけど、自分はまた違う。去年のチームもそうだったんですけど、順心には代々巧い選手がいる。でもわたしたちは違う。だからこそ球際であったり、走り負けないであったり、そういうところで頑張るしかない。どんどん前から仕掛けていくスタイル。すごく意識して、習慣づけて練習してます」
昨年の秋には、今回対戦した星槎のMF宮澤ひなたらとU-17女子ワールドカップに出場し、堂々の準優勝。主にスーパーサブの役割を担い、準決勝のスペイン戦では先発に名を連ねた。栄光のメンバーの一員だ。
「世界大会ではそれなりに出れましたが、代表ではわたしはいつも下手なほうだった。世界で戦うなかで、誰よりも走ったり、相手の嫌なところでボールを受けて止めたり、というところを学んだ。順心に戻ってきてからもそこをすごく意識してきましたし、チームのみんなにも伝えてきました」
充実の表情を浮かべ、最終学年のシーズンを戦う千葉。夏の連覇まで、あと1勝だ。
「大会前はプレッシャーも感じましたけど、試合が始まったら一戦一戦をやり抜くところでチームがまとまって、落ち着いてやれている。明日はしっかり勝って、わたしたちも頂点に立ちたい」
日ノ本学園と戦う、運命のファイナル。絶好調のスーパーMF、千葉玲海菜の妙技と舵取りに着目したい。
取材・文:川原崇(サッカーダイジェストWeb編集部)