6位 フランサ(当時柏/FW)
衝撃度 ★★★★★★★☆☆☆
2008年8月9日/J1リーグ・20節
浦和2-2柏/埼玉スタジアム
■解説者も思わず唸った“魔術師”のひと振り■
1-2で迎えた89分に柏を救ったのは、“魔術師”と呼ばれたブラジル人FWだ。GKのフィードからつながれたパスを胸で落とし、右足を一閃。あまりの美技に、解説の金田喜稔氏も「嘘みたい」と唸ったほどだ。
7位 ストイチコフ(当時柏/FW)
衝撃度 ★★★★★★★☆☆☆
1998年9月12日/Jリーグ第2ステージ・4節
柏3-1C大阪/日立柏サッカー場
■相手GKを唖然とさせた破壊力抜群のキャノン砲■
約8メートルほどの助走から放たれたミドルレンジのFKは、まさに“キャノン砲”。壁を突き破り真っ直ぐゴールに突き刺さった衝撃は、相手GKの下川誠吾が見せた唖然とした表情が物語っていた。
8位 マッサーロ(当時清水/FW)
衝撃度 ★★★★★★★☆☆☆
1995年9月6日/Jリーグニコスシリーズ・7節
清水2-0名古屋/日本平運動公園球技場
■元イタリア代表FWの地を這うようなハーフボレー■
リスタートからのボールをペナルティーエリアの角で受けると、敵の意表を突くようにすかさずボレーを選択。一級品の技術と判断から放たれたシュートは、地を這うようにゴールへと吸い込まれた。
9位 トニーニョ(当時清水/FW)
衝撃度 ★★★★★★☆☆☆☆
1996年5月1日/Jリーグ・11節
横浜1-2清水/国立霞ヶ丘競技場
■誰もが意表を突かれた華麗なラボーナショット■
ペナルティーエリア手前から、Jリーグ史上初となるラボーナでの得点は生まれた。対峙した名手の松永成立だけでなく、見る者すべての意表を突いた華麗なショット。技のインパクトは大きかった。
10位 ドゥトラ(当時横浜/FW)
衝撃度 ★★★★★☆☆☆☆☆
2013年9月14日/J1・25節
横浜1-1C大阪/日産スタジアム
■衰え知らずのパワー40歳で決めた強烈ミドル■
当時40歳のSBのどこにこれほどのパワーがあるのか――ぽっかりと空いたスペースにボールを持ち運ぶ。ゴールまでの距離は約30メートル。迷いなく左足を振り抜くと、地を這うミドルがネットを揺さぶった。
※『サッカーダイジェスト』2017年8月10日号(7月27日発売)より抜粋
