16強の壁に泣いてきた先輩たちを乗り越えたのは心理面でも大きい。安藤も「チームがちょっとずつ変わってきた」という手応えがあると話す。球際のこだわりなど、年代別日本代表の一員として海外勢と戦うなかで得たものを「チームに還元する」という意識で周囲に示してきた成果が出ているという確信だ。
安藤自身にとっても強く願うＪリーグ入りを実現させるための大事な機会だ。「プロに行きたいという気持ちは強いし、誰にも負けていないくらい。（全国大会という）アピールできる場があるので、しっかりやりたい」と力強く語った。準々決勝からの３戦で初タイトルを奪いつつ、さらに自身のプロ入りも勝ち取る。長崎の猛烈FWは明快な青写真を描いている。
取材・文：川端暁彦（フリーライター）
Facebookでコメント
-
2026年1月号
12月12日(金)発売 ［特集］
９年ぶりのＪリーグ制覇
鹿島アントラーズ
鬼木体制で果たした「王座への帰還」
-
2026年1月1日号
12月18日（木）発売 ［特集］
2026北中米ワールドカップ
選手名鑑＆出場国ガイド -
第104回大会 選手名鑑
12月10日発売 高校サッカーダイジェストVol.43
第104回全国高校サッカー選手権大会
選手権名鑑
出場48チーム
1440選手の顔写真&プロフィールを徹底網羅!
定価：980円（税込）
定価：980円（税込）
定価：1100円（税込）
