• トップ
  • ニュース一覧
  • 【浦和】監督進退、不調、低迷…R・シルバが古巣・新潟戦の逆転弾に込めた「100パーセント」の想い

【浦和】監督進退、不調、低迷…R・シルバが古巣・新潟戦の逆転弾に込めた「100パーセント」の想い

カテゴリ:Jリーグ

塚越 始(サッカーダイジェスト)

2017年07月10日

徐々にプレー時間も伸ばす。浦和浮上への契機にしたい。

79分、態勢を崩しながらも身体を投げ出し、右足で合わせる。古巣相手に決めた、気持ちのこもった泥臭い一撃だった。写真:サッカーダイジェスト写真部

画像を見る

 今回は久々の2試合連続でのスタメン出場。中3日だったが、やはり自身にとっては特別な古巣の新潟戦だ。埼スタで迎えるのは初めて。しかも前回の11節のデンカスタジアムでのアウェー戦は、足を傷めて34分に退場し、それからスタメンを外れることになっていた。
 
「今回で2回目だから、楽しみにしていたけども前回ほどの違和感はなかった。もちろん、僕にとってアルビレックスは特別な存在だ。クラブやサポーターからもらったたくさんの愛に、今も感謝している。ゴールを奪って勝てたこと。それは僕にとって感無量なことだった」
 
 そしてR・シルバは全身で充実感を感じ取っていた。
 
「100パーセントの力を振り絞れた」
 
 フル出場はならなかったものの、84分までプレー。ここまで長い時間ピッチに立っていたのは、5月4日にフル出場した鹿島戦(●0-1)以来だった。そして求められたゴールも決めた。復活へのキッカケにしたい。
 
「まだ課題はあるから。もっと、もっとチャレンジしていきたい。僕は浦和の勝利のために貢献したい。そのために仕事をする」
 
 25歳のブラジル人アタッカーにとって、この新潟戦は心に刻まれる一戦になった。あの泥臭いゴールは、最近の浦和に欠けていたものではなかっただろうか。浦和が這い上がるための契機にしたい。
 
取材・文:塚越 始(サッカーダイジェスト編集部)
 
【関連記事】
【J1採点&寸評】浦和 2-1 新潟|窮地を救った阿部勇樹とR・シルバに最高点。新潟は山崎亮平がハマっていたが…
【浦和】亡き母の"遺言"を胸に、ラファエル・シルバは「何があっても、前に突き進む」
【浦和】「溜まっていたんでしょうね」阿部勇樹が感情を爆発させた逆襲の同点弾
中村俊輔、遠藤保仁、小野伸二…を超える「最も衝撃を受けた」と鈴木啓太が引退記者会見で明かした“意外”な選手とは?
「JリーグのCBトップ10」で1位の昌子源。投票結果に本人の感想は?
【高円宮杯】浦和ユースが誇るU-17日本代表の大器が、いよいよ本格開花か!?

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ