90分間フルにプレスに行くのはいくら走力があっても厳しい。
今季の鳥栖は18試合中13試合で先制点を挙げている。しかし、その13試合の結果は6勝3分4敗と、先制点を勝利に結びつけられる試合は5割に満たない。ちなみに昨季は14試合で先制点を挙げて、9勝4分1敗と勝ち切る試合が多かった。
「リードしている中でのゲーム運びというのはずっとこのチームの課題だと思いますし、それが改善されていないと改めて感じました」と原川は悔しそうに話した。
90分間すべての場面でプレスに行くのは、いくら走力のある鳥栖でも不可能。昨季までも鳥栖は前線からプレスに行く守備と、ゴール前でブロックを作る割り切った守備を併用してきた。監督からの指示を待つのではなく、ピッチに立つ選手たちが、「今は引いて守る」のか、「前からプレスに行く」のかを状況に応じて意思統一しなければ、いくら先制点を挙げても相手に主導権が移ったら今後も勝ちきることは難しくなる。
取材・文:荒木英喜(フリーライター)
「リードしている中でのゲーム運びというのはずっとこのチームの課題だと思いますし、それが改善されていないと改めて感じました」と原川は悔しそうに話した。
90分間すべての場面でプレスに行くのは、いくら走力のある鳥栖でも不可能。昨季までも鳥栖は前線からプレスに行く守備と、ゴール前でブロックを作る割り切った守備を併用してきた。監督からの指示を待つのではなく、ピッチに立つ選手たちが、「今は引いて守る」のか、「前からプレスに行く」のかを状況に応じて意思統一しなければ、いくら先制点を挙げても相手に主導権が移ったら今後も勝ちきることは難しくなる。
取材・文:荒木英喜(フリーライター)