天皇杯決勝の劇的弾から半年、元鹿島のファブリシオがポルトガルで躍動!

カテゴリ:ワールド

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2017年06月14日

「日本では夢のような経験ができた」

ファブリシオ(前列右端)の活躍もあり、ポルティモネンセは7年ぶりの1部昇格を勝ち取った。画像はポルティモネンセのインスタグラムより

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 ファブリシオの去就はまだ明らかになっていないものの、ポルティモネンセとの契約が2019年まで残っており、オリベイラ監督も留任が濃厚のため、このまま残留する可能性が高そうだ。そうなれば、ポルトガル1部リーグは初挑戦となる。
 
 ポルトガルと言えば、欧州屈指の人材供給リーグとして知られている。ラダメル・ファルカオ(元ポルト/現モナコ)をはじめ、ハメス・ロドリゲス(元ポルト/現レアル・マドリー)、アンヘル・ディ・マリア(元ベンフィカ/現パリ・サンジェルマン)など、この地からステップアップしていった世界的プレーヤーは少なくない。とりわけ言葉の壁がない南米出身者が多い。
 
 ファブリシオと同じくJリーグでプレーしたフッキ(現上海上港)も、ポルトでの活躍によりブラジル代表に招集され、レギュラーにまで上り詰めた。
 
 そんな“掘り出しもの”を見つけようと、ポルトガルには欧州各地のクラブ関係者が頻繁に視察に訪れる。現在27歳と若くはないものの、今後の活躍次第ではファブリシオの元に有力クラブからオファーが届いても不思議はない。
 
 最後に、昇格決定後、ファブリシオが地元メディアに語ったコメントを紹介したい。Jリーグと天皇杯の2冠、クラブワールカップ準優勝、そしてポルトガルの2部リーグ制覇を達成したこの半年間は、忘れられない経験になったようだ。
 
「日本では2冠に輝いたんだ。天皇杯のファイナルでは、僕が決勝点を決めてね。タイトルとは無縁のサッカー人生だったから、本当にセンセーショナルだった。クラブワールドカップの決勝では、世界一のクラブ、レアル・マドリーと対戦できた。あのクリスチアーノ・ロナウドやマルセロと話せて、夢みたいだったよ」
 
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
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