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【福岡】井原監督が認めるU-20W杯後の冨安健洋の進化。それでもまだ本領発揮ではない理由とは

カテゴリ:Jリーグ

松尾祐希

2017年06月11日

世界で経験したことをJの舞台で出すには、周囲との関係性を深める作業が必要になる。

 一方で岩下は、千葉戦の冨安についてこうも語っている。
「トミに任せても良かったかもしれない。彼の能力からすれば、もっと広いエリアで守備ができたと思う」
 
 試合後、ベテランCBが明かしたように、試合の状況を踏まえたうえで敢えて動きを抑制した側面があるのだ。世界大会を通じて成長したプレーを出すためには、周囲との関係性を深める作業が今後必要になるだろう。
 
「世界大会を経験してからのJの試合でしたけど、自分の中で余裕を持ってできた感触はないし、今日に関しては90分で何かしたかなと思えるような出来だった」
 
 この言葉から分かるように当然、本人も千葉戦のプレーに納得していない。しかし、その向上心こそが彼の源流であり、20年の東京五輪、その先にあるA代表入りへの礎となるはずだ。
 
 自身の飛躍のために――。冨安は韓国での悔しさをバネに、チームで結果を残すことを誓う。
 
取材・文:松尾祐希(サッカーライター)
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