加藤の図太いメンタルと粘り強い守備を、日本代表が必要とする時が来るか?
タイプ的には、神戸の伊野波雅彦と似ている。阪南大の学生時代にU-20日本代表の挑戦権を勝ち取ると、2か月後に05年のワールドユース(現U-20ワールドカップ)のメンバー入りを果たす。
翌年にはFC東京に加入し、鹿島、神戸、磐田などでプレーし、日本代表メンバーに。タフな守備が評価されて、2014年のブラジル・ワールドカップの代表メンバーにも選ばれた。それもひとつのシンデレラストーリーだった。
這い上がっていった屈強ボランチとして、ふたりに共通項は多い。伊野波もまた反骨心を持って成長してきたひとりだ。そして千葉の下部組織出身とあってテクニックも備える加藤は、より近代的なファイタータイプと言えるかもしれない。もちろん27歳とはいえ伸びしろがあり、どこまで成長するかは未知数と言える。
13日にイランで行なわれるロシア・ワールドカップ・最終予選のイラク戦の遠征にも帯同することが決まった。今後、加藤の図太いメンタルと粘り強い守備を、日本代表が必要とする時が来るかもしれない。
取材・文:塚越 始(サッカーダイジェスト編集部)
翌年にはFC東京に加入し、鹿島、神戸、磐田などでプレーし、日本代表メンバーに。タフな守備が評価されて、2014年のブラジル・ワールドカップの代表メンバーにも選ばれた。それもひとつのシンデレラストーリーだった。
這い上がっていった屈強ボランチとして、ふたりに共通項は多い。伊野波もまた反骨心を持って成長してきたひとりだ。そして千葉の下部組織出身とあってテクニックも備える加藤は、より近代的なファイタータイプと言えるかもしれない。もちろん27歳とはいえ伸びしろがあり、どこまで成長するかは未知数と言える。
13日にイランで行なわれるロシア・ワールドカップ・最終予選のイラク戦の遠征にも帯同することが決まった。今後、加藤の図太いメンタルと粘り強い守備を、日本代表が必要とする時が来るかもしれない。
取材・文:塚越 始(サッカーダイジェスト編集部)