【川崎】「彼がフィットしたらヤバイ」対戦相手も警戒する家長はなぜ適応しきれない?

カテゴリ:Jリーグ

竹中玲央奈

2017年06月05日

「川崎には僕が見習うべき選手がいっぱいいる」

家長が見習うべき選手のひとりとして挙げる中村。家長が川崎の自在なパスワークのなかに完全フィットした時、チームはさらにレベルアップするはずだ。写真:徳原隆元

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 ただ、現状は薄暗さがある一方で、この産みの苦しみを乗り越えた先の未来への期待感はある。先の横浜の選手はこうも、口にしていた。
 
「彼がフィットしたら結構、やばいと思います」
 
 昨年までチームを率いた風間八宏監督が獲得を熱望していた選手であり、そのポテンシャルは疑いない。背番号41がチームに融和した時に起こる変化は計り知れないだろう。
 
「トラップとかパスだとかポジショニングとかボールをもらう動きは、もっともっと成長できる。本当に、川崎には中村憲剛さんとか大島くんとか、僕が見習うべき選手がいっぱいいるので。そういう選手とプレーをして、練習して自分も成長をしていきたい」
 
 入団後、彼はこう語っていた。飛躍を目指して川崎の地に足を踏み入れた男が、ここで倒れるにはまだ早い。
 
取材・文:竹中玲央奈(フリーライター)
 
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