【新潟】初陣で見えた"呂比須イズム"。わずか4日間の準備で植え付けたものとは?

カテゴリ:Jリーグ

大中祐二

2017年05月22日

どん底に沈んでいた新潟の選手から、プレーする恐怖心を取り去った。

 決勝ゴールも、札幌のCKから素早く切り替えて、ホニが俊足を飛ばして陥れたものだ。自分たちのペナルティエリア付近からハーフウェーラインまで持ち上がり、絶妙のスルーパスを通したCB富澤清太郎の戦術眼は、守備でもその本領が存分に発揮された。
 
「普通であれば、キャンプをやって、2か月、3か月かけてトレーニングすることを、4日間で準備した。パーフェクトにやれないのは当然だし、人間だからミスもすると思う。大事なのは、ミスした時にポジティブに切り替えること。それを選手たちにはお願いしたいです」
 
 呂比須監督の言葉は、どん底に沈んでいた新潟の選手から、プレーする恐怖心を取り去った。そこに根づかせようとするのは、自信と新潟でプレーする誇りだ。監督がしばしば口にする、ステップバイステップの精神で、浮上を目指す。
 
取材・文:大中祐二(ライター)

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