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セスク、デ・ロッシ、モラタ、オーバメヤン…「チャイナ・ミラン」の獲得候補に大物ズラリ

カテゴリ:移籍情報

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年04月18日

CFはバッカを放出して新戦力を当て込むか。

新エース候補に挙がるモラタ(左)とオーバメヤン(右)。しかし、いずれも獲得に向けたハードルは高い。(C)Getty Images

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 最も期待されるのは、花形であるストライカーの加入だろう。スカイが最初に挙げた名前は、元ユベントスで現レアル・マドリーのアルバロ・モラタだ。すでにコンタクトを取り、本人もイタリア復帰に前向きという。
 
 しかし、チャンピオンズ・リーグ出場権なしにスペイン代表FWを獲得するのは難しい。何よりモラタには、恩師アントニオ・コンテが率いるチェルシーが強い関心を寄せている。本人は先日、英紙『ガーディアン』のインタビューで、「次に移籍するならプレミアリーグだ」とも述べていた。
 
 そこで代役に挙がるのが、かつてミラン・ユースに在籍した経験を持つドルトムントのピエール=エメリク・オーバメヤンだ。またスカイは、リヨンでゴールを量産中のアレクサンドル・ラカゼットが3番目の標的としつつ、このフランス代表FWがアトレティコ・マドリーへの移籍に向かっていると付け加えている。
 
 またここ最近は他の現地メディアが、ミランはマドリーのカリム・ベンゼマ、トリノのアンドレア・ベロッティにも関心を寄せていると伝えていた。
 
 前線では、補強以外に放出面の動きもありそうだ。モンテッラ監督が続投するのであれば、カルロス・バッカは退団するとのこと。また、ジャンルカ・ラパドゥーラにはジェノアが関心を寄せており、ジオバニ・シメオネとのトレードという案も浮上しているそうだ。ただ、ジェノアはシメオネを2500万ユーロ(約30億円)と評価しており、現時点では金銭をプラスしない限り交換は難しそうだ。
 
 なお、今年6月30日で契約切れになる本田圭佑については、一切触れられていなかった。
 
 もちろん、すべては現時点でのスカイやカルチョメルカートなどの見立てでしかないし、クラブ買収時にヘッジファンドから借入をしている中国資本の資金力を疑う声もある。しかし、新政権誕生で名門復活に向けた大型補強が期待されるのも事実。新生「チャイナ・ミラン」は、そうしたサポーターの期待に応えられるだろうか。
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