さすがに今回は招集を見送るかに見られたが…。
それでもレスターの岡崎慎司やサウサンプトンの吉田麻也などのように、シーズン後半戦に入って出番が増えていれば良かったが、本田はミランでさらに窮地に追い込まれる。2017年に入って以降の出番は1月25日のコッパ・イタリア準々決勝(ユベントス戦)のアディショナルタイムのみで、股関節痛でベンチ外となった3月10日のユベントス戦を含めて目下、公式戦21試合連続出番という状態なのだ。
さらに、現地時間3月15日には同日のチーム練習をインフルエンザで休んだことがミランから発表されていた。
開幕から7か月から経過した段階で95分間しかプレータイムがないため試合勘に欠けるのは明らかで、怪我とインフルエンザでコンディションも整っていない……。さすがにハリルホジッチ監督も今回は招集を諦めるかと思われたが、同じくクラブで苦しい立場にいるインテルの長友佑都、アウクスブルクの宇佐美貴史らとともに、まさかの選出となった。指揮官は会見でその理由をこう明かしている。
「本田と宇佐美については疑問があるだろう。しかし、(所属クラブで)試合に出ていなくても、いまの代表は本田を必要としている。これまで20試合を戦ってきたが彼の存在は常に我々とともにあったし、チームのトップスコアラーでもある。もちろん、ミランでより多くの試合に出てほしいというのが私の願いだが、今のところ激しいポジション争いの中で出番を得られずにいる」
「しかし、彼の代表でプレーするという意欲は常に高い。(ミラノまで見に行ったが)いつもプラスアルファのトレーニングをしているということも分かっている。この代表は彼の存在を必要としている。彼が出るのか、何分出るのかは別の問題。しかし、彼の存在は我々にとって重要だ」
ワールドカップ予選というプレッシャ―の大きい重要な試合では、経験豊富でメンタルの強い選手が必要なのは理解できる。しかし、今の本田が本当にピッチでチームに貢献できるのか、まさに不透明だ。
その意味では、大いに疑問が否めない本田選出と言える。
【日本代表PHOTO】UAE戦、タイ戦に向けたメンバー25人
さらに、現地時間3月15日には同日のチーム練習をインフルエンザで休んだことがミランから発表されていた。
開幕から7か月から経過した段階で95分間しかプレータイムがないため試合勘に欠けるのは明らかで、怪我とインフルエンザでコンディションも整っていない……。さすがにハリルホジッチ監督も今回は招集を諦めるかと思われたが、同じくクラブで苦しい立場にいるインテルの長友佑都、アウクスブルクの宇佐美貴史らとともに、まさかの選出となった。指揮官は会見でその理由をこう明かしている。
「本田と宇佐美については疑問があるだろう。しかし、(所属クラブで)試合に出ていなくても、いまの代表は本田を必要としている。これまで20試合を戦ってきたが彼の存在は常に我々とともにあったし、チームのトップスコアラーでもある。もちろん、ミランでより多くの試合に出てほしいというのが私の願いだが、今のところ激しいポジション争いの中で出番を得られずにいる」
「しかし、彼の代表でプレーするという意欲は常に高い。(ミラノまで見に行ったが)いつもプラスアルファのトレーニングをしているということも分かっている。この代表は彼の存在を必要としている。彼が出るのか、何分出るのかは別の問題。しかし、彼の存在は我々にとって重要だ」
ワールドカップ予選というプレッシャ―の大きい重要な試合では、経験豊富でメンタルの強い選手が必要なのは理解できる。しかし、今の本田が本当にピッチでチームに貢献できるのか、まさに不透明だ。
その意味では、大いに疑問が否めない本田選出と言える。
【日本代表PHOTO】UAE戦、タイ戦に向けたメンバー25人