「複数得点できれば、もっとスタメンに近づけると思う」

ここまでのチームの戦績と鈴木の得点記録。計13試合で鈴木は12試合に出場し、チームトップの9得点を叩き出している。※NYC=ニューイヤーカップ、PSM=プレシーズンマッチ、( )内は出場時間。
ここまでのチームとしての戦績を整理すると、タイ遠征で2試合、ニューイヤーカップで3試合、プレシーズンマッチ、ゼロックス、そしてリーグ戦とACLでそれぞれ3試合と、計13試合を戦い、9勝4敗となっている。
そのなかで鈴木は9ゴールを記録。周知のとおり、チームトップの数字である。2位は遠藤の4ゴール、3位は金崎とP・ジュニオールの3ゴールと、ライバルたちに大きく差をつけている。
さらに、鈴木が得点した試合はすべて勝利しており、その“不敗神話”はチームに好影響を与えてもいるはずだ。鈴木が決めれば負けない――20歳のストライカーは、常勝軍団にとってもはや欠かせない存在になりつつある。
それでも、鈴木の地位はまだ絶対的なものではない。2トップの軸は金崎で、もう一枠をP・ジュニオールと鈴木が争う構図だ。
FWにとって最重要のゴールという結果は十分に示している。あとは、本人が課題に挙げる攻守の切り替えやチャンスメイクの部分を高めながら、「複数得点できれば、もっとスタメンに近づけると思う」と鈴木はさらなる成長を誓う。
常に貪欲に上を目指す若武者は今後、どのようにステップアップを遂げるのか楽しみだ。
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
そのなかで鈴木は9ゴールを記録。周知のとおり、チームトップの数字である。2位は遠藤の4ゴール、3位は金崎とP・ジュニオールの3ゴールと、ライバルたちに大きく差をつけている。
さらに、鈴木が得点した試合はすべて勝利しており、その“不敗神話”はチームに好影響を与えてもいるはずだ。鈴木が決めれば負けない――20歳のストライカーは、常勝軍団にとってもはや欠かせない存在になりつつある。
それでも、鈴木の地位はまだ絶対的なものではない。2トップの軸は金崎で、もう一枠をP・ジュニオールと鈴木が争う構図だ。
FWにとって最重要のゴールという結果は十分に示している。あとは、本人が課題に挙げる攻守の切り替えやチャンスメイクの部分を高めながら、「複数得点できれば、もっとスタメンに近づけると思う」と鈴木はさらなる成長を誓う。
常に貪欲に上を目指す若武者は今後、どのようにステップアップを遂げるのか楽しみだ。
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)