「ネイマールに関しては足すら出せなかった」。
まさにリオ五輪本大会に選ばれたことが、原川の向上心を煽るきっかけとなった。
本大会前のブラジルとの練習試合では0-2の完敗。この試合で先発出場した原川は、ネイマールやマルキーニョスなどワールドクラスのタレントに対してスコア以上の差を感じた。
「なにもさせてもらえなかった。ネイマールに関しては足すら出せなかった。そういう駆け引きのところでも差を感じられたので、対戦できて良かったし、ピッチ上でしかわからないものが得られた。ブラジルとやったことはまだ鮮明に覚えていますし、ネイマールであったりマルキーニョスとのギャップをまだまだ感じます。その差を鮮明に覚えている限り“もっと、もっと”という欲は出てくる。それを忘れないようにやり続けていく」
「ネイマールとまた対戦できたら良いね」という記者からの投げかけに「そうですね。まだ考えていないですけど」と飄々と答えるが、その視線の行きつく先は、“打倒ネイマール″という究極の目標だ。
いつかその差を埋めるために――。大いなる野望を秘める俊英MFの本格ブレイクは近い。
取材・文:多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)
本大会前のブラジルとの練習試合では0-2の完敗。この試合で先発出場した原川は、ネイマールやマルキーニョスなどワールドクラスのタレントに対してスコア以上の差を感じた。
「なにもさせてもらえなかった。ネイマールに関しては足すら出せなかった。そういう駆け引きのところでも差を感じられたので、対戦できて良かったし、ピッチ上でしかわからないものが得られた。ブラジルとやったことはまだ鮮明に覚えていますし、ネイマールであったりマルキーニョスとのギャップをまだまだ感じます。その差を鮮明に覚えている限り“もっと、もっと”という欲は出てくる。それを忘れないようにやり続けていく」
「ネイマールとまた対戦できたら良いね」という記者からの投げかけに「そうですね。まだ考えていないですけど」と飄々と答えるが、その視線の行きつく先は、“打倒ネイマール″という究極の目標だ。
いつかその差を埋めるために――。大いなる野望を秘める俊英MFの本格ブレイクは近い。
取材・文:多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)