トルコ人記者が明かすポドルスキ移籍の舞台裏――。性格は日本に馴染みやすい?

カテゴリ:Jリーグ

カーン・バヤズツ

2017年03月03日

笑顔を絶やさないナイスガイ。日本にも積極的に馴染もうとするだろう。

ファンサービスも積極的に行なうことで知られるポドルスキ。日本にも馴染めるだろうか。 (C) Getty Images

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 もっともここ数年、緊縮財政を強いられているガラタサライも、年俸300万ユーロ(約3億6000万円)+出来高の高給取りを契約が残っているうちに手放して、移籍金を手にしたかったはずだ。
 
 一部の報道では、中国の複数クラブからのオファーもあったとされているが、それでも神戸を選んだのはポドルスキ側の意向だろう。中国勢に手放した方が、クラブが得る移籍金はより多かったはずだ。
 
 神戸での年俸は推定500万ユーロ(約6億円)。これできっとポドルスキは適切な意欲を取り戻し、Jリーグで期待に違わぬインパクトを残すに違いない。
 
 パワフルかつ高精度な左足は異次元のシュートとクロスを可能にし、高い知性と豊かな経験で攻撃的なポジション全域に対応する。また、笑顔を絶やさないナイスガイは、トルコに来た時と同様に、日本にも積極的に馴染もうとするだろう。
 
 ガラタサライでは入団の際にトルコ茶を片手にサインし、SNSにはトルコ語の投稿も続けた。今回の神戸への移籍も、自身のツイッターを通じて日本語でも発表している。現地のファンにとっては好感を抱きやすい行動だろう。
 
 ドイツ代表における129試合出場と48得点は、どちらも同代表歴代3位。ブンデスリーガで70得点(210試合)、プレミアリーグで19得点(60試合)、そしてCLで13得点(29試合)をマークした正真正銘のワールドクラスは、Jリーグでも大きな足跡を残すはずだ。
 
文:カーン・バヤズツ
翻訳: 井川洋一
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