【セルジオ越後】J2長崎の1億円以上の赤字に見る、Jリーグの不可思議な風潮

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェスト編集部

2017年02月10日

約1億2000万円も取り戻せない額ではないはず。

入場料収入に課題を抱えるなか、地元出身の高木監督(左)の下、いかに魅力あるチームとなって集客を伸ばせるか。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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 V・ファーレンに関しては、入場料収入が伸び悩んでいるようだけど、地域密着という点でも抱える問題が小さくないのかもしれない。もっとも、街の大きさからすればポテンシャルがないわけではないし、約1億2000万円も取り戻せない額ではないはずだ。
 
 多くのJクラブがいまだ企業スポーツとしての側面を残していて、アマチュアリズムから完全に脱却できているわけではない。そうした現状のなかで、V・ファーレンはどんな指針を示して、歩もうとしているのか。
 
 赤字を計上するような経営を改める必要があるのは間違いない。シーズン前のキャンプには行かないとか、移動費を節約するとか、いろんな面で経費削減ができると思う。
 
 社長が変わったからといって、クラブの状況が良くなるとも思えない。地道な努力が必要なんだ。V・ファーレンの今後の動向には注目したいね。
 
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