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【新潟】「タイトルをもたらす男」三浦文丈新監督の誓い。カズと2トップを結成したことも…

カテゴリ:Jリーグ

塚越 始(サッカーダイジェスト)

2016年12月31日

現実的にはJ1残留が目標だが、気付いたらタイトルを目前としていた――そんな状況が訪れても不思議はない。

キャリアの最後を飾ったFC東京では10番を着け、チームの「柱」となって支えた。写真:早草紀子

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 そろそろ、上位の壁をノックするだけではなく、こじ開けたい。その期待が寄せられた16年、吉田達磨氏(2017年は甲府の監督に就任)を監督に迎えたものの低迷してしまう。

 吉田氏が9月に解任されると、片渕浩一郎コーチが監督に昇格。新潟らしい球際に厳しく向かうアグレッシブさを取り戻すとともに、最後は運にも恵まれて、崖っぷちに追い込まれながらもJ1残留を果たした。
 
 新体制では、三浦監督のことを、片淵氏がヘッドコーチとしてサポートすることが決まっている。
 
 前途はおそらく多くの困難が待ち受けている。それでも、三浦新監督のこれまでのあらゆる経験をどのように新潟に落とし込むのか――、そのあたりはとても楽しみだ。
 
 12月22日の就任記者会見では、次のように決意を示した。

「アルビレックスの試合はほぼすべて見ていた。粘り強さがアルビの信条。ひとりひとりがハードワークをして、守備から速い攻撃につなげていく。サポーターとともに、ひとつのグループとなって戦っていきたい。たくさんの後押しが、飛躍への大きな力になる。心をひとつにして、2017シーズンも戦っていきましょう」

 ひとつ間違いなく言える。それが今季なのかは分からないが……。
 
 気付いたらタイトルを目前としていた。そんな状況が訪れても決して不思議はない。期待を寄せれば100パーセントで応えようとする熱血漢であり、兄貴分的な新潟・三浦新監督の誕生。2017年、挑戦が始まる。
 
文:塚越 始(サッカーダイジェスト編集部)
 
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