「何歳になってもキックは上手くなる」

大会の発起人。三浦氏が開発した「ATSUフリーキック練習ボール」が試合球として使用された。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

大会アンバサダーの元国際審判員の西村雄一氏。自ら笛を吹き、決勝ではバニシング・スプレーも披露。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)
実技指導では蹴る位置によって曲がり方、落ち方がどう違うのかという部分を中心にレクチャー。選手たちも食い入るように聞き入り、そのボールを公式球として行なわれた今大会では「ボールの軌道が見やすかった」、「ミートポイントが分かり易かった」という声が聞こえ、FK精度の向上に一役買っていた。
大会には港区の高校生を中心とした22チームが参加し、4グループの予選リーグを経て上位2チームによる決勝トーナメントで優勝を争う方式が採用された。その結果、東工大附Bチームが優勝。決勝弾を決めた長谷川明日人君(3年)は「三浦さんのキックを見て火がついた」とゴールシーンを振り返り、チームメイトと喜びを分かち合った。
次回の大会に関しては未定だが、三浦氏は日本のFK技術向上を目指すべく、2回目の大会実施に意欲を示す。「大人になったら上手くならないとか言うけど、それは大きな間違い。何歳になってもキックは上手くなる」という三浦氏は、日本を背負うフリーキッカーをこの場から生み出すことを誓っていた。
取材・文:松尾祐希(フリーライター)
大会には港区の高校生を中心とした22チームが参加し、4グループの予選リーグを経て上位2チームによる決勝トーナメントで優勝を争う方式が採用された。その結果、東工大附Bチームが優勝。決勝弾を決めた長谷川明日人君(3年)は「三浦さんのキックを見て火がついた」とゴールシーンを振り返り、チームメイトと喜びを分かち合った。
次回の大会に関しては未定だが、三浦氏は日本のFK技術向上を目指すべく、2回目の大会実施に意欲を示す。「大人になったら上手くならないとか言うけど、それは大きな間違い。何歳になってもキックは上手くなる」という三浦氏は、日本を背負うフリーキッカーをこの場から生み出すことを誓っていた。
取材・文:松尾祐希(フリーライター)
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