「自分たちがこれから時代を築いていくためにも、本当に大事なトライになる」
町田はホームスタジアムや練習場などJ1基準を満たすことができず、今年9月にJリーグから交付されたのは「J2ライセンス」だった。つまり、仮に6位以内でレギュラーシーズンを終えても、J1昇格プレーオフに出場できない。すでにJ2残留は決まっており、残り試合の目標を失いかねない難しい状況にある。
しかし、2014年の北九州は同じJ1ライセンスを持たない立場で5位に入り(プレーオフには出場せず)、人々に強烈なインパクトを残した。讃岐戦の敗戦で町田は6位・京都との勝点差が8ポイントに開いてしまったが、李漢宰は「6位以内」を目指して最後まで戦い抜くことを誓った。
「今後の対戦は(5位の)岡山さんであって、その次は(21位の)北九州さん、(2位の)松本山雅さんと昇格と残留を争うチームが続き、非常にモチベーションの高い相手と戦うことになる。僕らはそれ以上のモノを出していかないといけない」
「たしかに自分たちは6位に入ってもプレーオフに出られないかもしれない。でも、今シーズンやってきたことを無駄にしちゃいけないし、自分たちが(これから)時代を築いていくためにも、ここを6位で終わるのか、7位で終わるのかで全然違う。これを乗り越えたらもう一歩先に行けるはず。残り4試合、来シーズンに向けても本当に大事なトライになると思います」
李漢宰の熱い想いは結実するのか。残り1か月、町田の戦いから目が離せない。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
しかし、2014年の北九州は同じJ1ライセンスを持たない立場で5位に入り(プレーオフには出場せず)、人々に強烈なインパクトを残した。讃岐戦の敗戦で町田は6位・京都との勝点差が8ポイントに開いてしまったが、李漢宰は「6位以内」を目指して最後まで戦い抜くことを誓った。
「今後の対戦は(5位の)岡山さんであって、その次は(21位の)北九州さん、(2位の)松本山雅さんと昇格と残留を争うチームが続き、非常にモチベーションの高い相手と戦うことになる。僕らはそれ以上のモノを出していかないといけない」
「たしかに自分たちは6位に入ってもプレーオフに出られないかもしれない。でも、今シーズンやってきたことを無駄にしちゃいけないし、自分たちが(これから)時代を築いていくためにも、ここを6位で終わるのか、7位で終わるのかで全然違う。これを乗り越えたらもう一歩先に行けるはず。残り4試合、来シーズンに向けても本当に大事なトライになると思います」
李漢宰の熱い想いは結実するのか。残り1か月、町田の戦いから目が離せない。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)