W杯連覇を目指す「リトルなでしこ」。チェックしておきたい主力選手5人

カテゴリ:日本代表

西森 彰・大森琢磨

2016年10月21日

「リトルなでしこ」招集で急成長を見せた快足SB。

「リトルなでしこ」の守護神・田中。今大会でゴールを許した試合は、アメリカ戦のみだ。(C) Getty Images

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代表チームへの招集後、急成長を見せる冨田は、準決勝で2ゴールを演出。決勝進出に大きく貢献している。(C) Getty Images

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GK
1 田中桃子(日テレ・メニーナ)
 
 リトルなでしこのGK陣は、田中と小暮千晶(前橋育英高)が168センチ、水口茉優(大和シルフィードU-18)が170センチと高さがある。そのなかで、ゴールを任されたのは中学3年時から日テレ・メニーナの守護神を務める田中だ。
 
 質の高いコーチングでDFを動かし、決定機にはビッグセーブでチームを救う。代表ユニフォームの袖に腕を通しても、特徴をいかんなく発揮できるところが、一流の証明。準決勝のスペイン戦では、1点を追う相手の猛攻を耐え凌ぎ、勝利を手繰り寄せた。出場4試合中アメリカ戦を除く3試合を完封、抜群の安定感を見せている。
 
 
DF
19 冨田実侑(作陽高)
 
 スピードと運動量を兼備する理想的なSB。おとなしい性格が仇になっていたが、リトルなでしこ招集で意識が変化。攻守両面で主導権をとり、「世界でも通じる」と作陽高・池田浩子監督が太鼓判を押す快足ぶりで、サイドを制圧するようになった。
 
 準決勝のスペイン戦でスタメン出場の機会を得ると、左からのクロスで高橋の先制点をアシスト。後半には右からのクロスでオウンゴールを誘った。アメリカ戦で1得点・1アシストの宮澤ひなた(星槎国際湘南)、宮澤同様に全試合出場中の千葉玲海菜(藤枝順心)など、高体連組の活躍からも目が離せない。
 
文:西森 彰(フリーライター)、大森琢磨(フリーライター)
 
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