負けた姿を見て次の結果を残しに行く。そのモチベーションは大きい。

前回大会で東福岡を3度目の選手権優勝に導いた森重監督は、「今年のチームが徐々に変わりつつある」と言う。どんなチームに仕上げてきたのか、気になるところだ。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)
――プレミアリーグでは1年生を含め、かなり新戦力を試されていましたね。
はい、プレミアで後期開幕からメンバーをかなり入れ替えました。1年生もかなり入ったし、そういう意味での3年生への危機感を煽りたいと思っています。3年生がもうひとつ踏ん張る、意地を見せて奮起してほしいと思っています。
やっぱり選手権で勝ち上がるためには、最後は3年生がどれだけチームを引っ張っていけるかが、いいチームになる重要なポイントです。夏以降は、3年生に何かを感じさせる時期だったと言って良いと思います。インターハイで結果が出なかったのは、3年生がチームを引っ張り切れていなかった証拠になったと思います。
――3年生の奮起こそ、選手権2連覇への鍵となるわけですね。
今後このメンバーに変化が起こるのか。これまでのレギュラーが一度外されて、また奪還するような状況が出て来たら、面白くなると思います。離脱している主軸の怪我人が戻って来ても、すぐにレギュラーとならないように、出ている選手は頑張ってほしい。
ひと夏を経て、チームは徐々に変わって来ていると思います。ただ先輩たちが残したものによって、ハードルはかなり厳しくなっている。今まで通り普通にやっていたら結果が出るという、安易なものではなくなってきた。
思えば昨年は選手権で負けた時の苦しさをしっかりと体感してからのスタートだった。どこかで負けた姿を見て、次の結果を残しに行く。そのモチベーションは大きい。それが今年の市立船橋だったと思います。だからこそ、今年は夏のインターハイの敗戦をいいきっかけにしてくれればなと思っています。
取材・文:安藤隆人(サッカージャーナリスト)
はい、プレミアで後期開幕からメンバーをかなり入れ替えました。1年生もかなり入ったし、そういう意味での3年生への危機感を煽りたいと思っています。3年生がもうひとつ踏ん張る、意地を見せて奮起してほしいと思っています。
やっぱり選手権で勝ち上がるためには、最後は3年生がどれだけチームを引っ張っていけるかが、いいチームになる重要なポイントです。夏以降は、3年生に何かを感じさせる時期だったと言って良いと思います。インターハイで結果が出なかったのは、3年生がチームを引っ張り切れていなかった証拠になったと思います。
――3年生の奮起こそ、選手権2連覇への鍵となるわけですね。
今後このメンバーに変化が起こるのか。これまでのレギュラーが一度外されて、また奪還するような状況が出て来たら、面白くなると思います。離脱している主軸の怪我人が戻って来ても、すぐにレギュラーとならないように、出ている選手は頑張ってほしい。
ひと夏を経て、チームは徐々に変わって来ていると思います。ただ先輩たちが残したものによって、ハードルはかなり厳しくなっている。今まで通り普通にやっていたら結果が出るという、安易なものではなくなってきた。
思えば昨年は選手権で負けた時の苦しさをしっかりと体感してからのスタートだった。どこかで負けた姿を見て、次の結果を残しに行く。そのモチベーションは大きい。それが今年の市立船橋だったと思います。だからこそ、今年は夏のインターハイの敗戦をいいきっかけにしてくれればなと思っています。
取材・文:安藤隆人(サッカージャーナリスト)