中大時代の同期・皆川のアギーレジャパン入りに刺激を受ける。
それは、中央大時代の同期に“先を越された”という事実だ。2014年9月のキリンチャレンジカップ。ハビエル・アギーレ前日本代表監督の初陣に大卒ルーキーながら選ばれた広島・皆川佑介の存在だ。ともに戦った仲間が日の丸を背負ったことに対して様々な思いが錯綜した。
「嬉しいのと同時に、ちょっと悔しいというか、嫉妬……いや、嫉妬は違うな…。もちろん、祝福したいのが95パーセントくらいでしたけど、ちょっと悔しかった。俺もいずれ入ってやるという気持ちはだいぶありましたね」
特別指定選手になる際に記した誓いと、仲間の躍進。この2つが彼の背中を大きく押し、あと一歩のところまでやってきた。
3日間の合宿では「動きの速さとか、そういう、日本人の普通にデカい人には持っていないような速さとかは自分はもっと出せると思うので、そういう部分をもっともっと出していきたい」と“サイズだけではない”ということを証明したいと語ったが、こうも口にした。
「日本で一番デカいなら、日本で一番止めるGKでありたい」
日本一のGKになるために――。J2の舞台からチャンスを掴んだ新鋭にとっての、勝負の3日間が始まる。
取材・文:竹中玲央奈(フリーライター)
「嬉しいのと同時に、ちょっと悔しいというか、嫉妬……いや、嫉妬は違うな…。もちろん、祝福したいのが95パーセントくらいでしたけど、ちょっと悔しかった。俺もいずれ入ってやるという気持ちはだいぶありましたね」
特別指定選手になる際に記した誓いと、仲間の躍進。この2つが彼の背中を大きく押し、あと一歩のところまでやってきた。
3日間の合宿では「動きの速さとか、そういう、日本人の普通にデカい人には持っていないような速さとかは自分はもっと出せると思うので、そういう部分をもっともっと出していきたい」と“サイズだけではない”ということを証明したいと語ったが、こうも口にした。
「日本で一番デカいなら、日本で一番止めるGKでありたい」
日本一のGKになるために――。J2の舞台からチャンスを掴んだ新鋭にとっての、勝負の3日間が始まる。
取材・文:竹中玲央奈(フリーライター)