「どんなプロにも雇用主に真剣な要求をする権利がある」
さらにマルディーニは、新たにミランを率いる予定の新オーナーたちと直接話し合いたかったとも語っている。
「CEOをないがしろにして、オーナーとコンタクトを取りたいと要求したことはない。私はただ、『シノ・ヨーロッパ・スポーツ』の上級取締役であるデイビッド・ハン・リー氏と連絡を取りたいと申し出ただけだ。彼とは数分間しか会っていなかった。自分に何を求めているのか、どんな目標を掲げているのか、どれだけの投資をするつもりか、彼の口から聞きたかった。どんなプロにも雇用主に真剣な要求をする権利があると思う。私とクラブの過去や信頼性を考えればなおさらだ」
そして、最後はこう締めくくった。
「この文章で私の立場を明確にできたことを祈る。夢が消えてしまったこの数日のことは残念であり、騒動になったことはもちろん嬉しくない。私にとって、どんな仕事よりも大切なのは、自分の価値、そして考えの独立性だということを繰り返しておきたい」
これを受けたシノ・ヨーロッパ・スポーツは、即座に以下のような声明を発表している。
「パオロ・マルディーニの決断を残念に思います。我々のプロジェクトがいかに勝者のプロジェクトであるか、彼もすぐに気づくだろうと強く信じています」
この中国資本は現在、1995~2013年にミランに所属し、14年にフィオレンティーナで現役引退した元イタリア代表MFのマッシモ・アンブロジーニ(現TV解説者)をTD候補に挙げているとの報道もあるが、いかんせんマルディーニと比べるとネームバリューやカリスマ性で大きく見劣りする。マルディーニほどではなくとも、レジェンドには事欠かないクラブだけに今後、新たな候補が浮上する可能性はありそうだ。
チャイナ・マネーで生まれ変わる新生ミランの首脳陣は、はたしてどんな顔触れになるのか。今後の動向に注目したい。
「CEOをないがしろにして、オーナーとコンタクトを取りたいと要求したことはない。私はただ、『シノ・ヨーロッパ・スポーツ』の上級取締役であるデイビッド・ハン・リー氏と連絡を取りたいと申し出ただけだ。彼とは数分間しか会っていなかった。自分に何を求めているのか、どんな目標を掲げているのか、どれだけの投資をするつもりか、彼の口から聞きたかった。どんなプロにも雇用主に真剣な要求をする権利があると思う。私とクラブの過去や信頼性を考えればなおさらだ」
そして、最後はこう締めくくった。
「この文章で私の立場を明確にできたことを祈る。夢が消えてしまったこの数日のことは残念であり、騒動になったことはもちろん嬉しくない。私にとって、どんな仕事よりも大切なのは、自分の価値、そして考えの独立性だということを繰り返しておきたい」
これを受けたシノ・ヨーロッパ・スポーツは、即座に以下のような声明を発表している。
「パオロ・マルディーニの決断を残念に思います。我々のプロジェクトがいかに勝者のプロジェクトであるか、彼もすぐに気づくだろうと強く信じています」
この中国資本は現在、1995~2013年にミランに所属し、14年にフィオレンティーナで現役引退した元イタリア代表MFのマッシモ・アンブロジーニ(現TV解説者)をTD候補に挙げているとの報道もあるが、いかんせんマルディーニと比べるとネームバリューやカリスマ性で大きく見劣りする。マルディーニほどではなくとも、レジェンドには事欠かないクラブだけに今後、新たな候補が浮上する可能性はありそうだ。
チャイナ・マネーで生まれ変わる新生ミランの首脳陣は、はたしてどんな顔触れになるのか。今後の動向に注目したい。