10月15日にイエメンとの開幕戦。10日間で状態を上げられるか。
その一方で出場機会の少ない者のプレーぶりには大きな不安を抱かせる。例えばエースとして期待される小川航基(磐田)は、Jのピッチにほとんど立っておらず、ゲーム勘が不足していることを露呈。指揮官も「ジュビロとも役割は違うし、前の選手も違う。でも、ゴール前のところで仕事をするのが大事」と彼の奮起を求めた。ただ、初戦のイエメン戦は15日。残り10日で状態を上げ切るしかないのが現状である。彼らの状況がチームの結果に直結することは間違いない。
U-20ワールドカップへ最後に出場したのは香川真司や内田篤人を擁して挑んだ2007年のカナダ大会。10年間阻まれ続けてきたが、止まった時計の針を再び動かすことが出来るのか。アジアの4位以内(U-20ワールドカップの開催国・韓国が4位以内に入った場合は5位まで)に入ることで得られる出場権は、選手たちの試合勘に掛かっていると言っても過言ではない。
取材・文:松尾祐希(サッカーライター)
U-20ワールドカップへ最後に出場したのは香川真司や内田篤人を擁して挑んだ2007年のカナダ大会。10年間阻まれ続けてきたが、止まった時計の針を再び動かすことが出来るのか。アジアの4位以内(U-20ワールドカップの開催国・韓国が4位以内に入った場合は5位まで)に入ることで得られる出場権は、選手たちの試合勘に掛かっていると言っても過言ではない。
取材・文:松尾祐希(サッカーライター)