「準決勝、決勝では貪欲にゴールを」
「森山監督から入る時に『一発狙ってこい!』と言われたので、自分が得意とする背後への抜け出しでシュートチャンスを狙った」と語ったように、山田は投入直後、前線からの猛プレスでDFからボールを奪い、そのままGKと1対1に。これはシュートがミートせずに枠をそれたが、UAEの反撃の勢いを削ぐには十分なプレーだった。
このプレーで攻撃のリズムを取り戻した日本は、山田がさらに決定機を演出。追加点には至らなかったが、間違いなく1-0の勝利のキーファクターになった。
「準々決勝はグループステージと雰囲気がまったく違って、みんな緊張していた。絶対に勝たないといけない試合で、途中から入って、しかも1-0という厳しいスコア。自分はどうすべきか考えました。最初の決定機を決められなかったのは悔しいですが、試合の入りは凄く良かったと思います」
だが、これですべて満足しているわけではない。
「他のFWに比べて僕はまだ1点と、得点も少ないですし、出場時間も少ないので負けていられません。なので、準決勝、決勝ではゴールを貪欲に狙って行きたい。自分が決めてアジア王者になりたいです」
まだまだ自分には、成し遂げなければいけない使命がある。ストライカーたる者、ゴールという結果で貢献しなければいけない。山田寛人にホッとしている時間はない。より貪欲に、より魂を込めて。アジアチャンピオンという高みを目指して、ゴールを追い求める。
取材・文:安藤隆人(サッカージャーナリスト)
このプレーで攻撃のリズムを取り戻した日本は、山田がさらに決定機を演出。追加点には至らなかったが、間違いなく1-0の勝利のキーファクターになった。
「準々決勝はグループステージと雰囲気がまったく違って、みんな緊張していた。絶対に勝たないといけない試合で、途中から入って、しかも1-0という厳しいスコア。自分はどうすべきか考えました。最初の決定機を決められなかったのは悔しいですが、試合の入りは凄く良かったと思います」
だが、これですべて満足しているわけではない。
「他のFWに比べて僕はまだ1点と、得点も少ないですし、出場時間も少ないので負けていられません。なので、準決勝、決勝ではゴールを貪欲に狙って行きたい。自分が決めてアジア王者になりたいです」
まだまだ自分には、成し遂げなければいけない使命がある。ストライカーたる者、ゴールという結果で貢献しなければいけない。山田寛人にホッとしている時間はない。より貪欲に、より魂を込めて。アジアチャンピオンという高みを目指して、ゴールを追い求める。
取材・文:安藤隆人(サッカージャーナリスト)