【湘南】神谷や齊藤だけじゃない! 公式戦初スタメンの17歳・石原が示した無限の可能性

カテゴリ:Jリーグ

小田智史(サッカーダイジェスト)

2016年09月23日

「チームの一員になったからには、自分がベルマーレを勝たせるという気持ちでやる」。

徳島戦では湘南ジュニアからともに育った齊藤(左)がプロ初ゴールを記録。互いに切磋琢磨し合う、「湘南の宝」と言える逸材だ。 写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 プロの公式戦で初めてフル出場。試合直後は足が攣り、「疲れすぎて、何が何だか分からない」状態だったという。今年6月のルヴァンカップ(神戸戦)でトップチームデビュー、この日の徳島戦で公式戦初スタメンを果たし、今後は周りの見る目も徐々に厳しくなっていくだろう。同じく10代の神谷優太や齊藤未月はすでにリーグ戦の舞台に立っており、「意識してないわけではない」と話す石原は、早くも自身に次なる“ノルマ”を課している。
 
「次はJ1(リーグ戦)デビュー。そこは今季中に達成したいですね。試合に出ることを“当たり前”にしていかないといけないし、サポーターの皆さんにもそういうふうに見てもらいたい。チームの一員になったからには、自分がベルマーレを勝たせるという気持ちでやるつもりです。同時に、(2020年の)東京オリンピックであったり、常に上のレベルを目指していきたいと思います」
 
 チームが苦しい時に戦える選手に――。小学3年生の時から過ごしてきた愛するチームが、降格の危機に立たされている今、17歳の若武者は静かに闘志を燃やしている。
 
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
 

【警告】湘南=なし 徳島=アレックス(59分)
【退場】なし

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