【浦和】「無事に手術を終えてスタート」。病院で“闘っていた” 背番号7に贈る1勝

カテゴリ:Jリーグ

塚越 始(サッカーダイジェスト)

2016年09月11日

西川は言った。「僕ができるあらゆるサポートをしていきたい。なんでもしますよ(笑)」。

今季はユーティリティな活躍を見せていた梅崎。手術を終えて、新たな“闘い”をスタートさせた。写真:徳原隆元

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大分ユース時代からチームメイトだった西川は、「司のために、あらゆるサポートをする」と語った。写真:田中研治

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「素晴らしいゴールに周ちゃんマキのパフォーマンス、ありがとう。それと無事に手術終えてスタートしました! 残り45分! まずは今日、勝利を‼︎」
 
 入院先からなのだろう。そしてサポーターに向けて、リハビリに向けた“闘い”がスタートしたことを報告していた。
 
 そんな梅崎に西川もtwitterで返答。「司、勝ったよ!! ともに頑張ろうね!」と、絵文字つきでメッセージを送っていた。
 
 また、試合後、西川はこんなことを言っていた。
 
「司がこれから臨む長いリハビリでは、僕ができるあらゆるサポートをしていきたいと思っています。なんでもしますよ(笑)。それに僕がピッチに立った時には、しっかりとしたプレーを見せて、ウメに良い刺激を与え続けていかないといけませんね。ともに頑張っていきたいです」
 
 第2ステージ首位の川崎と勝点25で並走し、年間順位ではその川崎を勝点5差のまま追う。一方、年間1位の座を争うライバルの鹿島と広島が敗れたことで、まだまだ先は長いものの、チャンピオンシップ進出の可能性も確実に高まった。
 
 前線のスタメン変更であり、上位相手の完封勝利であり、浦和にとっては節目の1日になったと言えた。そして勝点3を掴むために、日々の練習から力を抜くことのない、背番号7――梅崎司が、小さくない力を与えてくれたのは間違いない。
 
取材・文●塚越 始(サッカーダイジェスト編集部)
 

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