【名古屋】4か月ぶりの勝利に思わず涙。キャプテン田口が語る苦悩とJ1残留へのプラン

カテゴリ:Jリーグ

小田智史(サッカーダイジェスト)

2016年09月11日

「一つひとつ全力で戦って、自分たちで勝点を積み上げるしかない」。

試合終了のホイッスルが鳴った瞬間、ピッチに倒れ込む(写真手前)。4か月間の苦悩が蘇り、思わず涙がこぼれた。 写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

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 しかし、新潟との大一番を制して自信を得たとはいえ、依然として降格圏内(16位)にいる現実は変わらない。田口は何度も「まだひとつ勝っただけ」という言葉を繰り返した。
 
「これでチームも乗って行ける? もちろん、流れは変えなければいけないけど、まだひとつ勝っただけ。(新潟戦も)内容を見たら耐える時間のほうが長く、セットプレーひとつで勝ったので、これで勘違いしてはいけない。修正しなければいけない部分は多いし、一つひとつの試合を全力で戦って、自分たちで勝点を積み上げるしかありません」
 
 “奇跡のJ1残留”に向けて――。まずは次節のG大阪戦で、ホームのサポーターに勝利を届けたい。
 
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)

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