【川崎】風間監督も絶賛した“右ストッパー・田坂”。カープの優勝にあやかって輝く⁉

カテゴリ:Jリーグ

本田健介(サッカーダイジェスト)

2016年09月11日

快勝の裏にはふたつの大きな収穫が。

福岡戦の勝利を全員で喜ぶ。収穫の多いゲームとなった。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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「(ボランチの大島)僚太や(エドゥアルド・)ネットのところを、前から来る相手はハメようとしてくるので、自分のところでひとつサイドで起点を作れれば、相手も掴みどころがないし、寄せてくれば横にチョンと抜いちゃえば入れ替わられる。(不慣れな位置への怖さは)そこまでなかったです。もっとハイボールを自分のところに上げられれば、怖さもありましたけど、今日は心配したほどなかったので」
 
 自身のプレーを冷静に分析してみせる。
 
 ちなみに田坂は広島県の出身。奇しくも同日に地元の球団であるカープが25年ぶり7度目のリーグ優勝を果たした。
 
「どこを応援するといったらカープですね。最近(武岡)優斗には(顔が似ていることから)“チビ黒田”と言われていて(笑)」
 
 そんなエピソードも嬉しそうに語ってくれた。
 
 今後、田坂が最終ラインで起用され続けるかは分からない。しかし、チームとしては貴重なオプションを得ることができ、田坂自身はプレーヤーとしての幅を広げるキッカケとなった。福岡に快勝したゲームの裏ではふたつの大きな収穫があったと言える。
 
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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