【J1採点&寸評】柏×鹿島|ブラジル人の2発で柏に軍配。MOMは躍動した"鹿島キラー"

カテゴリ:Jリーグ

多田哲平(サッカーダイジェスト)

2016年09月10日

柏――途中出場の"鹿島キラー"が躍動。流れを一変させた点を高く評価した。

自慢の快速を生かして先制点をお膳立てした伊東(左)。均衡していた試合展開を変え、流れを引き寄せる重要な仕事を果たした。写真:徳原隆元

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FW
11 ディエゴ・オリヴェイラ 6.5
昌子とブエノのCBコンビに苦戦し、なかなか攻撃の起点として働けなかった。しかし、58分に、伊東のクロスを、巧みなポジショニングから頭で叩き込み、値千金の先制弾を挙げた。
 
15 武富孝介 6(55分OUT)
スタートは左サイドだったが、30分過ぎにクリスティアーノとポジションチェンジ。豊富な運動量を生かして、左右いずれでも相手のSBを押し込んでいた。
 
37 クリスティアーノ 6.5
66分にPKを止められ、70分には決定的なチャンスをフイに。無得点に終わるかと思われたが、終盤にカウンターから強烈なシュートで、勝点3に大きく近づく追加点をゲット。流石の勝負強さを見せた。
 
交代出場
MAN OF THE MATCH
FW
14 伊東純也 7(55分IN)
武富に代わり右ウイングで出場。58分に山本を振り切り、クロスでアシスト。第1ステージに続いて、抜群のスピードで相手の脅威となり、〝鹿島キラー″ぶりを発揮した。流れを変えた点でMOMに選出した。
 
MF
7 大谷秀和 -(78分IN)
秋野と2ボランチの形で入り、交代した栗澤よりも守備的なスタンスでプレー。鋭い読みでピンチの芽を摘み、リードをうまく守り切った。
 
DF
2 鎌田次郎 -(88分IN)
試合終盤に出場し、無失点に貢献。見せ場はほとんどなかったものの、守備陣に声をかけ続け、集中を切らせなかった。

監督
下平隆宏 6
前半の拮抗した試合展開を見て、球際の強さを要求したことで、組織としての強度で鹿島を上回った。さらに伊東の途中起用が奏功。流れを掴み、勝点3を得た。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
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