【高円宮杯】トップデビュー間近!? 横浜ユースの“急上昇株”椿直起の凄み

カテゴリ:高校・ユース・その他

川原 崇(高校サッカーダイジェスト)

2016年08月29日

松橋監督は「思っていたよりも早い段階で台頭してきた」。

プレミアリーグEASTでは5試合に出場(フル出場は3試合)し、2得点。左サイドで違いを生み出している。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 さらに松橋監督が続ける。持って生まれたメンタリティーを備えていると。
 
「決して口数が多い選手ではありませんが、芯が強い。ご存知の通り、彼はずっとここにいた選手ではありません。なぜ自分がこのクラブにいるのか。そこにちゃんと意味を持たせて取り組んでいる。正直、僕が思っていたよりも早い段階で台頭してきました。いますぐレギュラーを張ってもおかしくないんですが、じゃあ90分でどうなのか。自分のプレーをどうデザインしていくのか。試合と経験を重ねて、もう中盤でボールを安易に失わなくなっていますよ。スピードだけに頼らず、ひとも上手く使えるし、一辺倒じゃない。いろんな意味で期待値の高い選手だと思います」
 
 必ずしもスタイルは一緒ではないが、「ネイマールのドリブルのタイミングとかリズムがすごく好きなんです」と嬉しそうに語る若き韋駄天。「今でも試合に出るたびに緊張はしてますよ。でも自分の良さを貪欲に出していかないとここでは生き残っていけない。代表ならなおさらです」と、最後はハングリーさを垣間見せた。
 
 トップデビュー間近とも言われる 2000年生まれの16歳、椿直起。是非とも覚えておいてほしい名前だ。
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