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「最大の失望」「まるで別人のよう」不振の久保建英にソシエダ番記者が厳しい指摘。下部組織出身選手では“ありえない”辛辣な報道も「最悪なのは…」【現地発】

カテゴリ:海外日本人

ミケル・レカルデ

2025年12月12日

久保は「これが現実。15試合で16ポイントしか獲得できていない」

 試合後、タケは「これが現実だ。15試合を終えて16ポイントしか獲得できていない。過去数シーズン、もっと大きな目標を争っていた頃とは違う」と厳しい言葉を並べた。その一方で、自己を省みることも忘れなかった。

「僕はもっと良いプレーができる。次の試合では、チームも僕も顔を上げて、ファンの前で3ポイントを獲得できるかどうか見てみよう」

 そのアラベス戦のプレーを振り返ると、63分、得意のカットインからバレネチェアにパスを供給。決定機をお膳立てした。しかし、バレネチェアのダイレクトで放ったシュートは力みすぎて、大きく枠を外れた。さらにその3分後、ハンドによるPKをアピールしたが、そうは見えなかった。後半は前半よりもボールに関与する機会が増えたものの、彼にとって不運な夜だったため、付け焼き刃の域を出なかった。
 
 かくしてソシエダは再び苦境に陥り、それは低調なパフォーマンスに終始したタケもまた例外ではなかった。12月9日付の地元スポーツ紙の1面には、タケの顔写真入りで「SE BUSCA(指名手配)」という痛烈な見出しが躍っていた。カンテラ(下部組織)育ちの選手であれば、このような扱いは、ありえない。

 私たちは、タケが魔法を取り戻すことを今か今かと待っている。先日、あるテレビ番組で、メンディソローサ周辺で拾ったファンの声をいくつか紹介していたが、その全員が、タケを売却せずに、長くサン・セバスティアンにとどまってほしいと懇願していた。特に若いファンはその度合いが強かった。しかし、改めて強調しておきたい。サッカーは誰も待ってはくれない。タケのようなスター選手でさえもだ。

取材・文●ミケル・レカルデ(ノティシアス・デ・ギプスコア)

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