【バイタルエリアの仕事人】vol.58 山田楓喜|A代表は目ざすべき場所だけど、CLで優勝したい想いの方が強い。これからもっと上に行く。もっと上の自分を見たい
カテゴリ:Jリーグ
2025年11月26日
「あいつらが出れてるなら自分も絶対行ける」ってどっかで思っている

U-23アジア杯決勝でV弾をマーク。その後のパリ五輪はバックアップメンバーとして臨んだが、「特に何とも思ってない。普通に選ばれたメンバーとして行った感じでしかない」と振り返った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)
山田はヴェルディ時代の昨年5月、U-23アジアカップ決勝のウズベキスタン戦(1-0)で、90+1分に文字通りV弾をマーク。強烈なインパクトを放ち、知名度をぐっと高めた。
そこから夏の大舞台に向けて、さらにアピールしていきたいところだったが、身体や精神面の疲労蓄積により、所属クラブに戻ってから約2週間の休養を取ることに。結局、バックアップメンバーとしてパリ五輪に臨むこととなった。ただ、疲労度などによってメンバーを入れ替えられる運用のため、初戦を除いて3試合に先発した。
目標としていたメダルには手が届かず、ベスト8で涙を飲んでから約1年半。山田は世代別代表の集大成をどう振り返るのか。
また、当時キャプテンの藤田譲瑠チマ、守護神の小久保玲央ブライアンは既にA代表に名を連ねるなか、多少なりとも同世代から刺激を受けているのか。
――◆――◆――
そこから夏の大舞台に向けて、さらにアピールしていきたいところだったが、身体や精神面の疲労蓄積により、所属クラブに戻ってから約2週間の休養を取ることに。結局、バックアップメンバーとしてパリ五輪に臨むこととなった。ただ、疲労度などによってメンバーを入れ替えられる運用のため、初戦を除いて3試合に先発した。
目標としていたメダルには手が届かず、ベスト8で涙を飲んでから約1年半。山田は世代別代表の集大成をどう振り返るのか。
また、当時キャプテンの藤田譲瑠チマ、守護神の小久保玲央ブライアンは既にA代表に名を連ねるなか、多少なりとも同世代から刺激を受けているのか。
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アジアカップが終わって休んでる時期に、オリンピックは1回諦めたんですよ。諦めたオリンピックに出られて、目標は達成できなかったですけど、自分が日の丸をつけて正々堂々と立ってるだけで感慨深いというか。オリンピックを戦ってる時も終わってからも「俺、立ててるんや」って幸せを感じました。足りない部分、できた部分、色々ありましたけど、それも含めて「良かったな」っていうのはありましたね。
A代表はサッカーをやっていたら目ざすべき場所ではあるんですけど、自分的にはチャンピオンズリーグに出て優勝したい想いの方が強いです。そこで活躍して優勝したら、A代表は自ずと見えてくると思います。
もちろん、国を背負って戦うのはすごく憧れるし、目ざすべき場所ではあるんですけど、クラブとクラブのガチの試合というか…小さい頃からワールドカップより、チャンピオンズリーグを見ていた記憶があるので、そこに出たい気持ちの方が強いですね。でも、ワールドカップに出て優勝させたい気持ちもありますし、クラブでちゃんと活躍していたら、そこは自ずとついてくるはずです。
オリンピックで一緒に戦った選手たちがA代表に入って活躍しているのは、シンプルに尊敬しますし、すごいなと思うんですけど、「あいつらが出れてるなら自分も絶対行ける」ってどっかで思っています。それに近付くためにはクラブで結果を出さないといけない。
他の選手に刺激を受けながらも、結局は自分との戦いです。周りを気にしている余裕はないし、周りを気にしながら自分のプレーができる選手じゃないので、常に自分がどうやって成長できるかを考えながら日々プレーしています。
※後編に続く。次回は11月27日に公開予定です。
取材・構成●有園(サッカーダイジェストWeb編集部)
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A代表はサッカーをやっていたら目ざすべき場所ではあるんですけど、自分的にはチャンピオンズリーグに出て優勝したい想いの方が強いです。そこで活躍して優勝したら、A代表は自ずと見えてくると思います。
もちろん、国を背負って戦うのはすごく憧れるし、目ざすべき場所ではあるんですけど、クラブとクラブのガチの試合というか…小さい頃からワールドカップより、チャンピオンズリーグを見ていた記憶があるので、そこに出たい気持ちの方が強いですね。でも、ワールドカップに出て優勝させたい気持ちもありますし、クラブでちゃんと活躍していたら、そこは自ずとついてくるはずです。
オリンピックで一緒に戦った選手たちがA代表に入って活躍しているのは、シンプルに尊敬しますし、すごいなと思うんですけど、「あいつらが出れてるなら自分も絶対行ける」ってどっかで思っています。それに近付くためにはクラブで結果を出さないといけない。
他の選手に刺激を受けながらも、結局は自分との戦いです。周りを気にしている余裕はないし、周りを気にしながら自分のプレーができる選手じゃないので、常に自分がどうやって成長できるかを考えながら日々プレーしています。
※後編に続く。次回は11月27日に公開予定です。
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