• トップ
  • ニュース一覧
  • 【バイタルエリアの仕事人】vol.58 山田楓喜|A代表は目ざすべき場所だけど、CLで優勝したい想いの方が強い。これからもっと上に行く。もっと上の自分を見たい

【バイタルエリアの仕事人】vol.58 山田楓喜|A代表は目ざすべき場所だけど、CLで優勝したい想いの方が強い。これからもっと上に行く。もっと上の自分を見たい

カテゴリ:Jリーグ

有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

2025年11月26日

サンガで起こっている「日本だとあんまりないケース」

海外挑戦などを経て、今夏から再び京都でプレーする山田。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 攻守の重要局面となる「バイタルエリア」で輝く選手たちのサッカー観に迫る連載インタビューシリーズ「バイタルエリアの仕事人」。第58回は、現在J1で4位の京都サンガF.C.に所属する山田楓喜だ。

 パリ五輪のメンバーである24歳のアタッカーは、京都のアカデミーからトップチームに昇格し、プロキャリアをスタート。その後、東京ヴェルディ、ポルトガル1部ナシオナウへのレンタル移籍を経験し、今季から再びサンガでプレーしている。

 まずは、今インタビューのタイトルにも含まれている「バイタルエリア」、つまり「ゴールにより近い場所」でのプレー、そして自身とチームの状態について話を訊いた。

――◆――◆――
 
 バイタルエリアの中で仕事ができる選手は、一流の選手だと思います。

 自分は左足という特長を持っている選手なので、その中で一振りできたら高確率でゴールに入ると思います。バイタルエリアでどれだけ足を振れるか、どんな状況で振れるか。そこをゴールとしてバイタルエリア以外でもプレーしていますね。

 自分の今の状態に関しては、色々トレーニングしながら身体が出来上がってきていますし、身体の使い方が着実に成長してきています。頭もメンタルも今すごく成長しているなと感じます。それこそバイタルエリアの中でもう一仕事できたら、1つ上のステージに行けるかなと思うので、その部分はこれからもこだわってやっていきたいです。

 自分は左足がなかったらこの世界に生き残れないぐらい、もうそれでしか生きてきていません。フリーキックだったり、バイタルエリアの中でも一振りできる左足だと思います。これからもっと上に行くつもりなので、左足をもっと磨いて、もっと上の自分を見たいです。

 チームの状態は、良くも悪くもずっと変わらないなと思います。変わらないというのは、進化してないって意味じゃなくて、ベースがずっと変わらないなっていう印象です。自分は1年半、他のクラブでプレーしていたんですけど、前にいた時と帰ってきた時で、良い意味で変わらないというか、ベースがしっかりあるから、良い結果が出始めているんだなと感じます。それはチームとして良い進化の仕方だと思います。

 変わった部分をあえて挙げるとすれば、みんなの熱量です。監督、コーチが言う以外に、選手たちで言い合ったりしています。成長するために言わなあかんことを、ベテランも若手も全員がちゃんと言っているのは、以前との違いだなと思います。

 あとは、日本だと外国籍の選手たちが先頭に立って発言するケースって、あんまりないと思うんですけど、サンガには先頭に立って言う選手がいるので、日本人と外国籍の選手たちがほんまに融合してるんやなと感じます。
【関連記事】
【画像】長澤まさみ、広瀬すず、今田美桜らを抑えての1位は? サカダイ選手名鑑で集計!「Jリーガーが好きな女性タレントランキング」TOP20を一挙紹介
「頑張れ」はパワハラ? 大久保嘉人と楽天・三木谷社長が今日の指導法を考える「極大解釈されすぎちゃってる」「この先が心配」
「話にならない」内田篤人、海外移籍について若手の“姿勢”に物申す「行けば。どこでもいいじゃん」
「ベルギーとかは駄目。主要リーグじゃないと…」鈴木優磨が海外挑戦を本音で語る!「鹿島と逆。急に個人のためにって」
「日本はW杯に出ない方がいい!」元大宮の韓国レジェンドが森保Jの“死の組入り”に大はしゃぎ! 母国の抽選結果は「大当たりだ」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 2025年12月号
    11月10日(月)発売
    [特集]
    サンフレッチェ広島
    3年ぶり2度目のルヴァンカップ制覇
    積み重ねたスタイル 挑戦の先に掴んだ栄光
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 2025年12月4日号
    11月6日(木)発売
    [特集]
    W杯イヤーに大注目の若き主役候補を先取り
    ポジション別次世代スター名鑑2026
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ