兄弟愛のような結束力でW杯本番に臨みたい
実績ではベリンガムが大きく上回るが、トゥヘルのロジャーズへの評価は極めて高い。強化試合を含めたトゥヘル体制の10試合で、ロジャーズは全試合に出場。6試合で先発し、計531分プレーしている。一方ベリンガムは4試合の先発で、計374分の出場にとどまる。
今回の予選でも、復帰したベリンガムをいきなり先発に戻すことはせず、セルビア戦の10番にはロジャーズを起用した。イングランドにはコール・パーマー(チェルシー)やフィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)といった10番候補もいるが、英メディアの多くは「10番争いはロジャーズ対ベリンガム」と見ている。
では、誰がW杯初戦の10番に座るのか。
BBCは「ベリンガムは主要国際大会での経験値が高い。わずかにベリンガムの先発確率が高い」と予想。ただ同時に、今回のW杯は北中米での開催であり、酷暑と長距離移動が大きな要素となる。そのためBBCは「トゥヘル監督は先発と交代を巧みに使い、ローテーションを組む可能性が高い」と指摘している。「ベリンガムもロジャーズも、先発でもベンチでもそれぞれの役割を果たせる」と続ける。
今回の予選でも、復帰したベリンガムをいきなり先発に戻すことはせず、セルビア戦の10番にはロジャーズを起用した。イングランドにはコール・パーマー(チェルシー)やフィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)といった10番候補もいるが、英メディアの多くは「10番争いはロジャーズ対ベリンガム」と見ている。
では、誰がW杯初戦の10番に座るのか。
BBCは「ベリンガムは主要国際大会での経験値が高い。わずかにベリンガムの先発確率が高い」と予想。ただ同時に、今回のW杯は北中米での開催であり、酷暑と長距離移動が大きな要素となる。そのためBBCは「トゥヘル監督は先発と交代を巧みに使い、ローテーションを組む可能性が高い」と指摘している。「ベリンガムもロジャーズも、先発でもベンチでもそれぞれの役割を果たせる」と続ける。
トゥヘル監督は代表メンバーに「互いへのリスペクト」を求めている。兄弟愛のような結束力でW杯本番に臨みたい──そう考えているのだ。一方でデーリー・テレグラフは、ベリンガムを「エゴの強い選手」と評する。しかし同紙は、これはネガティブな意味に限らないと説明する。
「トゥヘルのチームで、交代にあれほど抗議する選手はベリンガムだけだ。だが、それは“健全な傲慢さ”と言える。たとえば24年欧州選手権・スロバキア戦のゴラッソ──90+5分にオーバーヘッドで同点弾を決めると、ベリンガムはスタンドに向かって『誰がやるんだ? 俺だろ?』と叫んだ。こうした傲慢さこそが、勝負を決める力になっている」
イングランド代表はW杯で優勝候補のひとつである。そのなかで鍵となりそうなのが、ベリンガムをどう起用し、どう力を引き出すのか。今後もその動向に注目していきたい。
取材・文●田嶋コウスケ
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