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上田綺世、町野修斗、後藤啓介が前線で並び立つ。ボリビア戦でトライした“3タワー”は単発のロマンに終わるのか【日本代表】

カテゴリ:日本代表

河治良幸

2025年11月19日

来年の3月シリーズでも使われるのか

「そうですね。(板倉からのパスが)ワンタッチで来てれば、たぶん決まったと思います」

 後藤は悔しそうに振り返る。彼らが並び立った時間で最も従来の1トップ・2シャドーにはない迫力を感じるシーンだった。ここで遠藤、板倉、後藤のイメージとタイミングがピッタリ合っていれば、後藤のA代表初ゴールという結果とともに3タワーが話題を集めていただろう。そこはもったいなかったが、そうしたシーンが1つ2つだけでは、明確なオプションとして組み込めたとは言えない。

 それでも今回のような起用は前例のないことであり、ここからのフックになっていく可能性は十分にある。当然ながら4人の中で競争はある。1トップ争いとしては上田がリードし、小川が追いかけている状況だ。一方で町野と後藤はシャドーとのポリバレントであることが、森保監督の選考や起用において強みになる。
 
 無論、町野は「競争は増えてくると思いますし、またチームに帰って、試合に出続けたり、結果を残し続けることがキーになってくる」と語り、本大会まで正真正銘の主力を目ざすことに変わりはない。

 後藤も4番手に甘んじるつもりは毛頭ないだろう。それでも今回の26人のメンバーで彼ら4人を招集し、ボリビア戦で全員を起用したことに意味はある。未招集の大型FWにもチャンスは残されていると考えられるが、ボリビア戦で森保監督がトライした3タワーが単発のロマンで終わるのか、強豪国とのマッチメイクが期待される来年の3月シリーズでも使われるのか。まずはそれぞれの所属クラブで結果を出すことで、チャンスを広げていってもらいたい。

取材・文●河治良幸

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