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アモリム就任後初のリーグ3連勝。マンUはなぜ好調なのか。メリハリの効いたスタイル、直線的なプレー。クラブOBも満足げ【現地発】

カテゴリ:メガクラブ

田嶋コウスケ

2025年10月30日

ここからどこまで順位を上げていけるか

公式戦10試合で5G1A。ムベウモ(19番)は期待に応える活躍ぶりだ。(C)Getty Images

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 試合後、ポルトガル人監督は、勢いに乗るチームについて次のように語った。

「選手たちは以前より自信を持ってプレーできている。今シーズンで内容が一番良かったのは開幕戦のアーセナル戦だった。だが選手が精神的に前向きになると、試合の中で小さな幸運を呼び込める。それが勝利につながるんだ。今はチームがより自由にプレーできている。先週のリバプール戦もそうだった。少し運が良かったが、それもチームの精神状態が変わったからだと思う」

「自分がやっていることに恥ずかしさを感じたことはないし、勝てなかったことを後悔したこともない。ただ、ファンの前に立つ時だけは話が別だ。ジム(・ラトクリフ=クラブの共同オーナー)は我々の取り組みに理解を示し、信頼してくれていると感じている。だが、ファンに対してはまた違う責任を感じる。今、何よりも大事なのは、この勢いを失わないことだ。フットボールでは、1週間で何もかもが変わることがある。だからこそ、今日の勝利を楽しみ、次の試合に集中したい」

 現在6位。『ジ・アスレティック』は「シーズンのほぼ4分の1が終了したが、マンチェスター・ユナイテッドは6位につけている。3連勝のおかげで好位置に浮上した」と期待感を示した。
 
 また英BBC放送も「3週間前、ホームでサンダーランドに敗れていたら、アモリム監督の去就は危ぶまれていた。そう考えると、状況は驚くほど変わった」と指摘。「1か月前、クラブ幹部が“欧州カップ戦出場権”を口にした際には多くの人が懐疑的だった。だが今や、それは決して不可能ではない」と伝えている。

 このあとユナイテッドは、ノッティンガム・フォレスト(A)、トッテナム(A)、エバートン(H)との試合が続く。果たして、彼らはここからどこまで順位を上げていけるか。

 アモリム監督の手腕に、引き続き大きな注目が集まる。

取材・文●田嶋コウスケ

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