「全く浮かれていない」英2部首位クラブで躍動する29歳日本人、チェルシー英雄の“マジック”で変貌。4年間招集なしの日本代表への思いも吐露「プレミアで通用すると証明しないと…」【現地発】
カテゴリ:海外日本人
2025年10月28日
前監督は「タツは何をしたら良いのかよく分かっていない」とも
コベントリー「らしからぬ」強さについて、長年チームを取材している現地紙『コベントリー・テレグラフ』のアンディ・ターナー氏について訊くと、「それはフランク・ランパード監督の“マジック”なんだよ!」と冗談半分に話した。
イングランド代表で活躍した指揮官が選手にかけた『マジック』とは何なのか?
「監督は大事な部分をトレーニングやミーティングでしっかり伝えてくれるから、みんな目指すべき意識が明確になってうまくいっていると感じますね。細かい守備のスプリントや守備のスイッチの入れ方などをミーティングビデオで説明しながら『こういう細かい頑張りが全てを変える』と僕たちに言っています」
「実際、ボールを奪われた時に全員が素早くトランジション(切り替え)できるときにチャンスが生まれている。僕も試合に出続けられていますけど、数字(ゴール数)は欲しいです。でも数字を出せていない分はしっかり守備で見せないと。守備の頑張りに加えてチームの連動がうまくいっていて、目指すべきプレーをチーム全体で理解できているのが結果に現れているんだと思います」(坂元)
特に坂元の守備力はチームに加入した2年前から大きく向上した。当初は言語の障壁もあり、当時のマーク・ロビンズ監督から「タツは何をしたら良いのかよく分かっていない」と周囲との連携と守備面で厳しい指摘を受けたこともあった。だが、ランパード監督が攻守の切り替えとプレスの掛け方を丁寧に落とし込んだことで、坂元含めた攻撃の選手たちによる強度の高い連動した守備が実現できている。
イングランド代表で活躍した指揮官が選手にかけた『マジック』とは何なのか?
「監督は大事な部分をトレーニングやミーティングでしっかり伝えてくれるから、みんな目指すべき意識が明確になってうまくいっていると感じますね。細かい守備のスプリントや守備のスイッチの入れ方などをミーティングビデオで説明しながら『こういう細かい頑張りが全てを変える』と僕たちに言っています」
「実際、ボールを奪われた時に全員が素早くトランジション(切り替え)できるときにチャンスが生まれている。僕も試合に出続けられていますけど、数字(ゴール数)は欲しいです。でも数字を出せていない分はしっかり守備で見せないと。守備の頑張りに加えてチームの連動がうまくいっていて、目指すべきプレーをチーム全体で理解できているのが結果に現れているんだと思います」(坂元)
特に坂元の守備力はチームに加入した2年前から大きく向上した。当初は言語の障壁もあり、当時のマーク・ロビンズ監督から「タツは何をしたら良いのかよく分かっていない」と周囲との連携と守備面で厳しい指摘を受けたこともあった。だが、ランパード監督が攻守の切り替えとプレスの掛け方を丁寧に落とし込んだことで、坂元含めた攻撃の選手たちによる強度の高い連動した守備が実現できている。
「今は守備が楽しいですね」と目を細めるレフティは、セレッソ大阪に在籍していた2021年を最後に日本代表からは遠ざかっている。
「もちろん代表に入りたい気持ちはありますけど、現にこうしてチャンピオンシップで戦っていても呼ばれていない。僕ももう29歳ですし、このままの活躍では入れないと思う。呼ばれるためにはプレミアで通用することを証明しないといけないので、代表については深く考えていません。今のチームで活躍することしか考えていないですし、この年齢で呼ばれる活躍を見せれば、呼んでもらえると思っています」
日本代表の右サイドには、久保建英(レアル・ソシエダ)はじめ、10番を背負う堂安律(フランクフルト)、伊東純也(ヘンク)など欧州5大リーグで結果を残したアタッカーがいる。
だが、坂元が持ち味とする切り返しや高精度のクロスに加えて、イングランドで身につけたプレスバックとボールを奪う力をより高い舞台で披露できれば、代表スタッフの目に留まるはずだ。
「代表入りの条件はプレミアリーグ?」という最後の問いに、「と思っていますね」と自信を持って答えた坂元。コベントリーの強さが、来年の5月に「異常事態」から「正常運転」に変われば、来季には、このドリブラーをプレミアリーグで見られるかもしれない。
取材・文●Shun Ide
【動画】坂元達裕がマークした圧巻の1ゴール・1アシスト
【記事】「ヒデさんかっこいい」「何をやってもサマになる」中田英寿が北海道でまさかの…操縦する“意外な姿”にファン驚き!「操作出来るんですね」
「もちろん代表に入りたい気持ちはありますけど、現にこうしてチャンピオンシップで戦っていても呼ばれていない。僕ももう29歳ですし、このままの活躍では入れないと思う。呼ばれるためにはプレミアで通用することを証明しないといけないので、代表については深く考えていません。今のチームで活躍することしか考えていないですし、この年齢で呼ばれる活躍を見せれば、呼んでもらえると思っています」
日本代表の右サイドには、久保建英(レアル・ソシエダ)はじめ、10番を背負う堂安律(フランクフルト)、伊東純也(ヘンク)など欧州5大リーグで結果を残したアタッカーがいる。
だが、坂元が持ち味とする切り返しや高精度のクロスに加えて、イングランドで身につけたプレスバックとボールを奪う力をより高い舞台で披露できれば、代表スタッフの目に留まるはずだ。
「代表入りの条件はプレミアリーグ?」という最後の問いに、「と思っていますね」と自信を持って答えた坂元。コベントリーの強さが、来年の5月に「異常事態」から「正常運転」に変われば、来季には、このドリブラーをプレミアリーグで見られるかもしれない。
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