もっともバルサが最初に驚いたのは、発言ではなかった。ヤマルとデ・ラ・フエンテが電話で話し合った後、今回は招集見送りという結論に達していたと考えていたからだ。実際、選手との間で休息中の過ごし方について話し合いが行われていた。そんな中での招集の報に「前例のないことだ」といった声も上がった。
一方、ラス・ロサスでは、ヤマルがパリ・サンジェルマン戦で90分間プレーしたことから、デ・ラ・フエンテは招集する権利を有しており、ましてやバルサの不満が監督の決定に影響を与えるべきではないと理解していた。こうしてヤマルは代表メンバーに名を連ねた。
この状況は5時間続いた。バルサは自らの利益を守り、RFEFもそれは同じだった。ヤマルの周囲にいる人々が理解しているところでは、問題は、どちらの組織もヤマルのことを第一に考えていなかったことだ。
どちらもヤマルのことを第一に考えていなかった
ヤマルの名前はバルセロナからマドリードへ、フリックからデ・ラ・フエンテへと飛び交ったが、選手にとって最善なのは、静かな環境で、怪我の回復に専念することだ。
「すべてをリセットするには1か月休む必要がある」と関係者は強調。ヤマルは休養を取ることになった
文●ファン・I・イリゴジェン(エル・パイス紙スペイン代表番)
翻訳●下村正幸
※『サッカーダイジェストWEB』では日本独占契約に基づいて『エル・パイス』紙のコラム・記事・インタビューを翻訳配信しています。
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