チーム状況としては22日に非公式でトレーニングマッチを行ない、23日に事前合宿を行っていたパラグアイからチリへ移動。開幕前日の26日の時点で離脱者はおらず、21名全員が良いコンディションでプレーができている。
気候も日本とは真逆で冬から春に移行しているタイミング。暑さはなく、サッカーをするうえでは最も良い状態であるのは間違いない。食に関してはシェフが同行しており、不自由なくバランスのとれた食事ができている。ピッチ外の環境面も含め、順調にきているといって良いだろう。
今大会はVAR方式ではなく、「フットボール・ビデオ・サポート(FVS)」が導入される。FVS方式は「得点、一発退場、PK、人間違いのカード提示」に関する事案が対象で、VARのように常時映像をチェックする審判員は不在となる。レビューはチームからのリクエストによって原則行なわれ、選手が監督らに向けてリクエストの助言も可能。リクエストの上限は1試合につき2回となっており、レビューで判定が変わった場合のみ回数は減らない。
いよいよ開幕! 主力不在でも怯まず挑む、“新調子乗り世代”がU-20W杯へ! チーム状況は? 試験導入されるビデオ判定「FVS」とは?【U-20日本代表】
カテゴリ:日本代表
2025年09月27日
「彼らは物怖じしない」
すでに女子のU-20W杯などで試験的に採用されているが、今回のメンバーとスタッフは初体験となる。そうした新たな施策への順応をすべく、女子のU-17W杯で主審を担当した小泉朝香審判員からレクチャーを受けたという。
「選手にも周知をしていて、こういうことが起こり得るだろうと。(両チーム合わせて)4回(権利が)あるので試合が切れるし、集中力が求められる。そこは選手にも伝えました」(船越監督)
適応力が求められるなかで迎える大舞台。過去最高成績は1999年大会の準優勝(当時の名称はワールドユース)。以前のように世代のトッププレーヤーが集まりにくい大会になりつつあるが、最高峰の戦いに相違はない。
ロス五輪世代の選手たちがどのような戦いを見せるのか。「彼らは物怖じしない」とは指揮官の言葉。“新”調子乗り世代の冒険から目が離せない。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
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