北中米W杯は集大成の位置付け
伊東個人も、このアメリカ戦を再浮上のきっかけにしたい。2022年カタールW杯のアジア最終予選では4ゴールを叩き出し、日本代表を力強くリードした彼も、今回の最終予選では、2024年9月の中国戦の1点のみ。ジョーカー起用がメインで、出場時間も大幅に減っているのが実情だ。
第二次森保ジャパン発足直後の2023年は絶好調で、絶対的エースに君臨していた印象だったが、ここ2年間は様々な外的要素も重なって、やや調子を落としているようにも見受けられる。
本人ももちろん「このままではダメだ」と感じているはず。「北中米ワールドカップは、年齢的にも最後になると思う」とも語り、集大成と位置付けているだけに、ここから9か月間でしっかりとコンディションを引き上げ、輝きを取り戻す必要がある。ある程度、出番が約束されるヘンク復帰を選択したのも、最善の近道だと判断したからに違いない。
第二次森保ジャパン発足直後の2023年は絶好調で、絶対的エースに君臨していた印象だったが、ここ2年間は様々な外的要素も重なって、やや調子を落としているようにも見受けられる。
本人ももちろん「このままではダメだ」と感じているはず。「北中米ワールドカップは、年齢的にも最後になると思う」とも語り、集大成と位置付けているだけに、ここから9か月間でしっかりとコンディションを引き上げ、輝きを取り戻す必要がある。ある程度、出番が約束されるヘンク復帰を選択したのも、最善の近道だと判断したからに違いない。
今回のアメリカ戦が新たな浮上の弾みになれば、ベストなシナリオだ。そのためにも、ゴールにダイレクトに関与する仕事を見せ、インパクトを残したい。“イナズマ純也”の異名をほしいままにした以前のような縦への推進力を前面に押し出し、相手の脅威となり、クロスや自らのシュートで日本を勝利に導く姿を多くの人々が待ち望んでいる。
かつてのチームメイト、フォリラン・バログン(モナコ)を驚かせるほどの異彩を放ち、“伊東純也、ここにあり”を示すこと。それが求められている。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
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