アメリカ戦も勝ちにいくゲームとして考えるべき
サッカーにはそれぞれに与えられたタスクがある。その役割を全うしていたのが、キャプテンの遠藤航だ。中盤のデュエルで負けていなかった。シンプルな繋ぎも的確だったが、私が特に評価したのは、後半アディショナルタイムのシーンだ。
抜け出した上田に後方からタックルを仕掛けたメキシコのモンテスが、イエローカードを提示された。ルール上では、決定的な得点機会の阻止ならばレッドカードの判定だ。そこですぐさま、遠藤がレフェリーに詰め寄り、抗議したことでVARが介入し、オンフィールドレビューの末、レッドカードに変更された。
この試合が、もしワールドカップの決勝トーナメントのそれで、0-0のままだったら、延長戦にもつれ込む。相手が10人になるかならないかは、大きな違いだ。
重要な局面で、自分がやるべきことをやる。メキシコ戦のMVPを選ぶならば遠藤しかいない。
そして次のアメリカ戦では、メキシコ戦で露呈した決定力不足を感じさせないくらいのゴールラッシュを期待したいし、森保一監督のスタメン選びにも注目したい。
中2日のため、選手のコンディションを考慮する必要がある。しかし、ワールドカップのシミュレーションとして考えるならば、アメリカ戦もしっかり勝ちにいくゲームとして考えるべきだ。
抜け出した上田に後方からタックルを仕掛けたメキシコのモンテスが、イエローカードを提示された。ルール上では、決定的な得点機会の阻止ならばレッドカードの判定だ。そこですぐさま、遠藤がレフェリーに詰め寄り、抗議したことでVARが介入し、オンフィールドレビューの末、レッドカードに変更された。
この試合が、もしワールドカップの決勝トーナメントのそれで、0-0のままだったら、延長戦にもつれ込む。相手が10人になるかならないかは、大きな違いだ。
重要な局面で、自分がやるべきことをやる。メキシコ戦のMVPを選ぶならば遠藤しかいない。
そして次のアメリカ戦では、メキシコ戦で露呈した決定力不足を感じさせないくらいのゴールラッシュを期待したいし、森保一監督のスタメン選びにも注目したい。
中2日のため、選手のコンディションを考慮する必要がある。しかし、ワールドカップのシミュレーションとして考えるならば、アメリカ戦もしっかり勝ちにいくゲームとして考えるべきだ。
なお、メキシコ戦での採点は以下のとおり。
■先発
GK 1 鈴木彩艶 6.0
DF 4 板倉 滉 6.0(▼60分)
DF 3 渡辺 剛 6.0
DF 22 瀬古歩夢 6.0
MF 6 遠藤 航 6.5
MF 7 三笘 薫 6.0(▼81分)
MF 8 南野拓実 6.0(▼69分)
MF 10 堂安 律 6.0(▼81分)
MF 15 鎌田大地 6.0(▼69分)
MF 20 久保建英 6.0(▼69分)
FW 9 上田綺世 6.0
■途中出場
DF 16 関根大輝 5.5(60分)
MF 11 前田大然 5.5(69分)
MF 14 伊東純也 6.0(69分)
MF 21 佐野海舟 6.0(69分)
MF 13 鈴木唯人 5.5(81分)
FW 18 町野修斗 5.5(81分)
監督:森保一 5.5
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【著者プロフィール】
本田泰人(ほんだ・やすと)/1969年6月25日生まれ、福岡県出身。帝京高―本田技研―鹿島。日本代表29試合・1得点。J1通算328試合・4得点。現役時代は鹿島のキャプテンを務め、強烈なリーダーシップとハードなプレースタイルで“常勝軍団”の礎を築く。2000年の三冠など多くのタイトル獲得に貢献した。2006年の引退後は、解説者や指導者として幅広く活動中。スポーツ振興団体『FOOT FIELD JAPAN』代表。
【画像】長澤まさみ、広瀬すず、今田美桜らを抑えての1位は? サカダイ選手名鑑で集計!「Jリーガーが好きな女性タレントランキング」TOP20を一挙紹介
【画像】絶世の美女がずらり! C・ロナウドの“元恋人&パートナー”たちを年代順に一挙公開!
【記事】「国歌をしっかり歌って」森保一監督が試合前、選手に伝えた“大切なこと”。『君が代』の重みと日本人の誇り
■先発
GK 1 鈴木彩艶 6.0
DF 4 板倉 滉 6.0(▼60分)
DF 3 渡辺 剛 6.0
DF 22 瀬古歩夢 6.0
MF 6 遠藤 航 6.5
MF 7 三笘 薫 6.0(▼81分)
MF 8 南野拓実 6.0(▼69分)
MF 10 堂安 律 6.0(▼81分)
MF 15 鎌田大地 6.0(▼69分)
MF 20 久保建英 6.0(▼69分)
FW 9 上田綺世 6.0
■途中出場
DF 16 関根大輝 5.5(60分)
MF 11 前田大然 5.5(69分)
MF 14 伊東純也 6.0(69分)
MF 21 佐野海舟 6.0(69分)
MF 13 鈴木唯人 5.5(81分)
FW 18 町野修斗 5.5(81分)
監督:森保一 5.5
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【著者プロフィール】
本田泰人(ほんだ・やすと)/1969年6月25日生まれ、福岡県出身。帝京高―本田技研―鹿島。日本代表29試合・1得点。J1通算328試合・4得点。現役時代は鹿島のキャプテンを務め、強烈なリーダーシップとハードなプレースタイルで“常勝軍団”の礎を築く。2000年の三冠など多くのタイトル獲得に貢献した。2006年の引退後は、解説者や指導者として幅広く活動中。スポーツ振興団体『FOOT FIELD JAPAN』代表。
【画像】長澤まさみ、広瀬すず、今田美桜らを抑えての1位は? サカダイ選手名鑑で集計!「Jリーガーが好きな女性タレントランキング」TOP20を一挙紹介
【画像】絶世の美女がずらり! C・ロナウドの“元恋人&パートナー”たちを年代順に一挙公開!
【記事】「国歌をしっかり歌って」森保一監督が試合前、選手に伝えた“大切なこと”。『君が代』の重みと日本人の誇り