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「スコットランド1部より断然レベルが高い」昨季の“サプライズ”と現地記者が絶賛したバーミンガム岩田智輝が明かした英2部の印象。古橋亨梧の加入で“セルティック化”も視野「キョウゴ君の動き出しを周りの選手が…」【現地発】

カテゴリ:海外日本人

Shun Ide

2025年08月26日

「昨夏に契約した時はなぜ獲得したのか分からなかった」

 現地紙『バーミンガム・ライブ』のブライアン・ディック記者に話を聞くと、「イワタは正直なところ大きな嬉しいサプライズだった。スカウティングチームは彼がこれだけの主力になると予見していたのだと今になって分かるが、昨夏に契約した時はなぜ獲得したのか分からなかったよ。ただ、2部のスピードはさらに速くなる。フィジカル面では問題ないと思うが、ボールを前に動かす推進力とボールをさばくスピードが今後の課題になるだろう」と日本人MFが期待以上のプレーをしていることを高く評価した。

 昨季まで繋ぐスタイルを徹底してきたバーミンガムだが、今季はロングボールも適宜用いているのが大きな違いだ。

「相手が前から来たり、ディフェンスラインが高ければ相手の裏に(ボールを)落とすということは狙っていますけど、無闇に蹴っているわけではない。自分たちの狙いがあるので、単に長いボールを蹴っているというよりかは、相手の嫌なことをやっている感覚ですね」と岩田は意図を明かしているが、ここで重要なピースとなるのが古橋だ。

 セルティックでは、ずば抜けた裏への動き出しとフィニッシュの精度でゴールを量産したが、レンヌでは持ち味を発揮できずに無得点という悔しさを味わった。日本代表FWの獲得には大きな期待が寄せられた反面、懐疑的な目も向けられているが、今のバーミンガムは選手がボールを持つと前線の裏を狙う意識が以前よりも強くなっているのが伝わる。
 
 11分には、味方MFからのスルーパスでGKと1対1の状況を作り出し、28分には味方のアーリークロスから古橋が相手DFの背後とGKの間に巧く身体を入れてヘディングシュートに持ち込んだ。いずれも惜しくもネットを揺らせなかったものの、岩田もボールを持つと真っ先に前線の様子を確認していることから、裏への意識がチーム内で共有されていることが分かる。

 古橋の加入によって、繋ぐスタイルに加えて裏を狙った縦に速いサッカーへの「アップデート」を行なっている最中のバーミンガムだが、公式戦4試合で1得点と目に見える成果が得られていないのが現状だ。

「キョウゴくんの動き出しがすごく良いというのは分かっていますし、そこを周りの選手がいかに見られるかだと思います。自分含めて、そこでより良いボールを出せればチームとしてももっとチャンスを作れると思います」と岩田も改善点について口にしている。
 
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