「どの試合もそう簡単に崩すことができない守備陣がいて、攻守において難しい場面は多くありましたが、組み立ての部分は優位性を持ってやれた手応えがあります。センターライン付近でのビルドアップの部分では、比較的自分たちの方が優位に立てているのかなとは思いましたが、攻守においてペナルティエリア内や、エンドラインから30メートルのエリアでの圧は違いを感じました。ゴールに向かう姿勢、守る姿勢、迫力、レベル感は僕らよりも相手の方があったと感じました」
そのなかでやはりフィオレンティーナ戦が「一番難しかったし、一番楽しかった」という。
「僕が一番感じたのは、『圧』の部分を、自分が守備の局面で発揮できるようになれば、日本では敵なしになれると。フィジカルの面や駆け引きの部分、そして予測、立ち位置、スピードなど能力的な部分をもっと伸ばしていきたいと思いました」
パワー、スピード、身体操作。それに基づく間合いなどの駆け引き。衝撃を受けながらも、「十分に自分の手が届く場所にあるなと感じました」と大きな手応えと将来のビジョンも掴んで、イタリアから帰ってきた。
「自分の手が届く場所にあるなと感じました」
「この経験をまずは筑波大に還元しないといけないと思うし、僕の圧がチームの強みになってくるので、これから始まる(9月3日開幕)総理大臣杯はタフな日程ですが、目の前の一戦一戦、全力で戦って、最後まで勝ち上がっていきたいです」
取材をしたこの日、筑波大第一サッカー場ではAサブのチームが東北学生選抜とトレーニングマッチを行なっていた。
帰国直後で試合には出なかった池谷は、練習着姿でテクニカルエリアに立って大きな声で何度もチームを鼓舞していた。日陰のベンチに座ることなく、チームのために声を張り上げる姿からは、イタリアで掴んだ大きな刺激と、これからに対する並々ならぬ意欲がにじみ出ていた。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
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