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【リオ五輪】開始35秒で五輪代表初ゴールを決めた興梠。浅野との2トップに「距離感が良くなった」と好感触

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年07月29日

30日のブラジル戦でのテーマはポストワーク。「もっと身体を張ってキープできれば…」

興梠は積極的に守備にも参加。チームへの融合は順調に進んでいるようだ。

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 一方、シュートは先制点の1本だけにとどまった。「物足りないし、ワンタッチ、ツータッチでバイタルエリアを崩せなかったのは課題」。手倉森監督からも「慎三の足下やフリック狙いの一辺倒になってしまった。決まれば鋭い攻撃はできるけど、もっとコンビネーションを落とし込んでいかないと」と指摘された。
 
 そのなかで改善すべき点を問われると、興梠は、持ち味として期待されるボールキープに言及した。「今後は収めるのは重要視しているところ。もっと身体を張ってキープできれば、サイドバックも上がれたと思う。センタリングも1本くらいしかなかったと思う」。

 そう反省したうえで、30日の国際親善試合ブラジル戦について「どこまでキープできるか個人的には楽しみ。もっともっと守備に回る時間が多くなると思うけど、五輪同様、1、2本の少ないチャンスを決めないと。その点で、今日は1回のチャンスをモノにできて良かった」と手応えを語った。
 
 本大会でコンビを組む算段だった23歳以下のエースFW久保裕也が、所属のヤングボーイズ(スイス)から五輪派遣を拒否されている。クラブと日本協会が28日に交渉予定だが、事態は流動的。最悪の場合は興梠にかかる負担が一気に増す。開幕まで時間はないが、31日に30歳の誕生日を迎える最年長への期待は日に日に高まっている。

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