• トップ
  • ニュース一覧
  • 【なでしこジャパン】初の外国人指揮官ニールセン就任から半年――その間に何が起こったのか。今後進むべき道は? 世界一はまだ雲の上

【なでしこジャパン】初の外国人指揮官ニールセン就任から半年――その間に何が起こったのか。今後進むべき道は? 世界一はまだ雲の上

カテゴリ:日本代表

馬見新拓郎

2025年07月22日

ブラジル遠征でもE-1でも特にサイドから何度もピンチを招く

先日のE-1では3連覇を逃し、4チーム中まさかの3位で終わった。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

画像を見る

 ブラジル遠征とE-1でSB探しが続くなか、そのポジションで大きなインパクトを残した選手はまだいない。やはり守備面で、勢いを持ってタッチライン際をスプリントする相手サイドアタッカーの勢いを殺しながら、適切なポジショニングを取って、現在のボールの位置も同時に確認するのは簡単ではなく、ブラジル遠征でもE-1でも特にサイドから何度もピンチを招く結果となった。

 もちろん、SBに限らずポジションの転向は一朝一夕にできるものではないため、これからの伸びしろとも言える。E-1の第3節で70分から始めた3バックへの変更も、今後日本が新たな戦い方を模索する上では、必須と思える。

 そして、現在クラブチームでSBとしてプレーしている選手の奮起にも、筆者は期待したい。ぜひ自らのパフォーマンスをアピールして、新たなSBを模索するなでしこジャパンに示してほしい。
 
 様々な試行を繰り返すニールセン監督だが、ブラジル遠征とE-1の間に行ったスペイン遠征では、新たなSB選手を起用するなどせず、いわゆるガチンコで女子W杯覇者のスペインと対戦した。結果は1-3で、残念ながら明るい材料も乏しい一戦だった。

 現状では、なでしこジャパンが目ざす世界一は、まだ雲の上にあるというのが、筆者の印象だ。

 ニールセン監督自身も、この半年で代表レベルの日本人選手の特徴は掴めたはずだ。今後もぜひ試行を続けて新たな武器を模索しながら、まずは開幕まで1年を切った女子アジアカップで頂点に立ち、選手とチーム全体に自信を植え付けてほしい。

取材・文●馬見新拓郎(フリーライター)

【動画】超貴重なでしこジャパンMTG映像。最後はみんなで拍手

【記事】好きな男性のタイプは? なでしこ長谷川唯が激白!「理想があるわけではないんですけど、でも絶対的に...」

【記事】「大谷翔平って何であんなに凄いの?」中村俊輔の素朴な疑問。指導者としてスーパースター育成にも思考を巡らせる
【関連記事】
「可愛さの破壊力すげぇ」「セクシー」岩渕真奈が眩いビキニ姿を披露! 熊谷紗希と…
「みんなで拍手を送ろう」35年のキャリアで初!なでしこJ指揮官が激賞した選手は?「本当のことだから、ちゃんと受け取ってくれ」【E-1】
「森保さんが注意しないと」闘莉王が日本代表ベテランの“行為”に苦言 「すごく気になっている」
「信じられない経験をした」F・トーレスが日本時代を回想!「だから1年しか滞在しなかった…」
「日本はW杯に出ない方がいい!」元大宮の韓国レジェンドが森保Jの“死の組入り”に大はしゃぎ! 母国の抽選結果は「大当たりだ」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 2025年8月号
    7月10日(木)発売
    今、面白いクラブを総力特集‼
    悲願のJ1復帰へ
    ベガルタ仙台2025
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 2025年8月7日号
    7月17日発売
    名門リバプール「完全ガイド」 詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ